田川郡香春町にある、「バレーナコーヒー」。コンクリート造りのモダンなデザインが特徴的です。
「バレーナ」は、イタリア語でクジラを意味します。海を渡って大移動するクジラと、海を渡って来るコーヒー豆にインスピレーションを感じたそうです。
青いロゴは、マグカップと海をモチーフにしたデザインです。
入り口には自販機が。ここではコーヒー豆やコーヒーフィルターなどが販売されています。ロゴデザインが入っていて、エクステリアの一部として、外観のアクセントになっています。とても面白い自販機!
店内はこぢんまりとして整った空間です。コーヒーやスイーツのいい匂いが漂ってきます。
店内限定メニューのスイーツは、自家製のスイーツです。何度も試行錯誤を重ねてきたとオーナーがおっしゃっていました。今回はバスクチーズケーキを注文しました。
そしてこちらがドリンクメニュー。
バリエーション豊富でどれもおいしそう…
今回は冬季限定の紫芋ラテをいただくことにしました。
バスクチーズケーキ(380円)
紫芋ラテ(550円)
商品がやってきました!紙コップにも、かわいいロゴデザインが。
このデザイン、頭に入ってきて、ずっと記憶に残ってます。
もうこのロゴの虜です(笑)
まずは紫芋ラテから。
ラテアートは紫芋のむらさき色が重なって立体的なデザインになっています。
芋の香りとコーヒーの香りがブレンドされ、ふわーっと漂ってきます。とっても心地よい香りです!
芋とコーヒーの風味が絶妙に混ざり合っておいしい!
甘くて苦いのが苦手な人でも飲みやすいです!
お次はバスクチーズケーキです。とってもクリーミー!
自家製のスイーツもコーヒーも、オーナーの手によって味がとことん追求されているからこそのおいしさだと感じました。
そして建物の向かいのコンテナにも飲食スペースが。こちらからはワンちゃんたちのフリースペースを眺めながら飲食を楽しむことができます。
白いコンテナの中へ移動して、自動抽出機を見せてもらいました。なんとこのマシン、九州で初めて導入されました!動きが本物の人のよう。これを利用することで、ムラができないので、検証を行いながら味の追及ができるそうです。オーナーのコピーロボットのように、業務の効率化にもつながるそうです。とてもハイテクな技術ですね!
この部屋には大きな焙煎機もあって、水分値や色を計測する測定器があり、まるで実験室でした。こうやって分析、検証が繰り返されることでバレーナコーヒーのコーヒーは磨き上げられていきます。「趣味で消費していたものは、商売にすると投資になる。好きだからこそ追究できる。」とオーナーはおっしゃっていました。果てしない探求心の深さが、コーヒーの深い味わいを生み出しているんだろうなぁ…
バレーナコーヒーはまさに、深く広いコーヒーの海を旅する「バレーナ」のようなお店でした。
Shop Information
balena coffee
〒822-1406 福岡県田川郡香春町香春1003
0947-85-8766
12:00〜19:00
不定休
あり
@balena_coffee
Balena Coffee
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