糸田祇園山笠／第27回 糸田祇園山笠フォトコンテスト

新型コロナの影響により、3年間中止となっていた糸田祇園山笠が5月13日（土）・14日（日）に4年ぶりに開催されます。

糸田祇園山笠は町指定文化財第8号および無形民俗文化財指定。この祭りの起源は京都八坂神社の祇園御霊会にあるといわれ、西暦1700年頃からの伝統行事とされています。

最大の特徴は伝統的な担ぎ山笠であること（現在は、担ぎ山笠、引き山笠を同時に見ることが出来ます）。高さ最大9メートル、重さは2トン以上で2本の担ぎ棒を藤カズラで山笠の台に縛り付けて担ぐそうです。山笠の台の上に合戦場面を演ずる武者人形を乗せ、城郭や城壁を桧の葉や若竹で模すなど、その飾付けは豪華絢爛。
昼間は鉦と太鼓のリズムに合わせ、独特の掛け声「エンヤヤッサ・コラヤッサ」と地元の町内を練り歩きます。
日が暮れてくると山笠の提灯が灯され、また違った趣に。ゆらゆらと揺れる様子はとても幽玄な美しさだそうですよ！
それに先駆け、道の駅いとだに、昭和初期まで建てられていたという昔の山笠（襖山笠）が復元展示されています。ぜひ見てみたいものです。

「第27回糸田祇園山笠フォトコンテスト」も同日開催されます。
13日（土）～14日（日）の糸田祇園山笠をテーマにした写真を募集。大賞は賞金3万円、金賞1万円など。締切日は5月31日（水）です。あなたの感性で山笠の魅力を写真に収めてみませんか？