11月26日(日)まで田川市美術館で「増田常徳展 黒い抗脈」が開催中です!!殉教の歴史に触れ、炭坑を見つめた画家の増田常徳さんはキリシタン迫害の歴史を経た長崎県五島列島の生まれ。トンネル工事現場などで働きながら独学で絵を勉強した不遇の時代を過ごし、現代の裸婦展で準大賞、新進作家の登竜門 昭和会展で大賞に次ぐ林武賞を受賞。2005年には文化庁の海外研修制度でドイツに派遣されるなど精力的に活動をされています。増田常徳さんのテーマは不条理。人間の暗さや闇を凝視し、暗ければ暗いほどかえって明るさや光を求める人々の姿こそ真実であると、世に問い続けています。
今回の展覧会ではおよそ40点の作品を展示。人物像から社会的なテーマへと至る画風の変化や炭坑に纏わる作品が見どころとか。作品を通して増田常徳さんの世界を見てみたいものです。
Information
増田常徳展 黒い抗脈
11月2日(木)〜11月26日(日)
9:30〜17:30(最終日 16:30)
※入館は閉館の30分前まで
月曜日(11月は13日・20日)
一般500円(400円)/高大生300円(200円)/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金/田川市在住者[要身分証明書]の料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名および高校生以下[土曜日のみ]無料
WING Info
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