筑豊情報マガジン ウイング

NEW

カテゴリー別 最新記事

TAG LIST

タグ一覧

イベント

【田川】4月12日(土)から田川市美術館で「像の旅 伊藤高志映像実験室」が開催されます!

伊藤高志『SPACY』1981年

4月12日(土)から田川市美術館で「像の旅 伊藤高志映像実験室」が開催されます。
期間は5月18日(日)までです。
伊藤高志(1956-)は九州芸術工科大学学生時代の1981年に発表した『SPACY』で鮮烈なデビューを果たした日本を代表する実験映像作家です。コマ撮りや長時間露光を用いた独特なイメージやモーションは、どのようにして「発明」されたのでしょうか。伊藤高志がこれまで試みてきた斬新かつ実験的な表現を、実物の撮影装置や絵コンテや、スチール写真などの資料と実際の映像作品とともに提示します。
あわせて、会期中には初期作から最新作までの作品をピックアップした上映会を開催します。伊藤高志が創造する「動きの芸術」の世界を存分にお楽しみください。

伊藤高志|略歴

1956年福岡市生まれ。九州芸術工科大学在学中に、実験映像作家松本俊夫ゼミで制作した『SPACY』(1981年)でデビュー。以降、日本を代表する実験映像作家として数々の映像作品・映画を手掛ける。1999年、演出家の太田省吾とともに京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映像・舞台芸術学科の創設に関わり、ダンサーとの共同作業による舞台芸術作品も多数発表する。2016年からは九州産業大学芸術学部で教鞭を執った。主な作品に『ZONE』(1995年)、『最後の天使』(2014年)、『三人の女』(2016年)、『遠い声』(2024年)など。

見どころ

展示室いっぱいに広がる映像インスタレーション
中央展示室の上映展示はメディアアーティストの八嶋有司がシステムを設計。
映像作品の『SPACY』『ZONE』『甘い生活』を、壁3面スクリーンに見立て、大画面で上映します。
伊藤作品、その映像制作のプロセスを紹介
ギャラリーAでは、伊藤高志がこれまで試みてきた斬新かつ実験的な表現方法を、実物の撮影装置や絵コンテや、スチール写真などの資料と実際の映像作品を通して解説します。
『SPACY』の撮影体験ゾーンで、あなたも伊藤高志に!
ギャラリーBでは、九州芸術工科大学(当時)の体育館を広く使用した『SPACY』(1981年)の撮影の間合いを、1/1スケールで再現した撮影体験ゾーンを設けます。指定の位置からスマホで写真を撮って、それをつなげて動画にすると…あなたも伊藤高志になろう!

セレクション上映会

AVホールでは、毎週日曜日に映画のセレクション上映会を開催。
初期の短編実験映画から近年の長編劇映画まで、伊藤高志監督作品の中からピックアップした映画13作品に、初期作品をリミックスして制作されたMETAFIVEのミュージックビデオ『The Paramedics』を加えた、計14作品を上映します。
期日/毎週日曜日
会場/田川市美術館 AVホール
料金/無料(要当日観覧券/途中入退場自由)
定員/40名(申込不要)

A|11:00~
『THUNDER』(1982年/5分)
『DRILL』(1983年/5分)
『GHOST』(1984年/6分)
『GRIM』(1985年/7分)
『悪魔の回路図』(1988年/7分)
『ミイラの夢』(1989年/5分)
『ビーナス』(1990年/4分)
METAFIVE『The Paramedics』(MV/2021年/5分)

B|12:00~
『モノクローム・ヘッド』(1997年/10分)
『めまい』(2001年/13分)
『静かな一日・完全版』(2002年/20分)

C|13:00~
『最後の天使』(2014年/33分)

D|14:00~
『零へ』(2021年/72分)

E|15:30~
『遠い声』(2024年/53分)

関連イベント

オープニングシンポジウム
パネリスト/伊藤高志・澤隆志・八嶋有司・藤本亜季
モデレーター/工藤健志
日時/4月12日(土)13:30~
会場/田川市美術館 中央展示室
料金/無料(要当日観覧券)

特別ワークショップ|スマホでコマ撮り映像をつくろう!
伊藤高志氏を講師に迎え、スマートフォンを使用したストップモーション・アニメーションを制作します。
講師/伊藤高志(映像作家)
日時/4月29日(火・祝)13:00~(3時間程度)
会場/田川市美術館 AVホール
料金/無料(要当日観覧券)
定員/10名
申込/電話申込 電話/0947-42-6161
受付開始/4月5日(土)10:00~
対象/中学生以上
持ち物/無料アプリ「Stop Motion Studio」をインストールしたスマートフォン


Information
像の旅 伊藤高志映像実験室
期日/4月12日(土)~5月18日(日)
時間/9:30〜17:30
入館 17:00まで
休館日/月曜日(ただし5月5日は開館)・5月7日(水)
料金/一般 800円(700円)/高大生 400円(300円)/小中生 200円(100円)/未就学児無料
※( )内は20名以上の団体および田川市在住者[要身分証明書]の料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介助者1名無料
※土曜日は高校生以下無料

会場/田川市美術館
所在地/〒825-0016 福岡県田川市新町11-56
駐車場/あり
主催・お問い合わせ/田川市美術館
電話/0947-42-6161
Website/田川市美術館
Instagram/@tagawa_museum
協力/九州産業大学 芸術学部

WING Info
今後のイベント情報が一目でわかる!筑豊イベントスケジュールはこちらから


クリックまたはタップでPDFが開きます

 

Latest update

RELATED

関連記事

筑豊情報マガジンWINGの
おすすめ記事がLINEに届く!

LINEアカウントを友だち追加