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【田川】鮮やかな魚と旨い肴に日本酒を。いざかや銀の刺身盛り合わせ



今回は、田川市伊田に今年9月オープンしたばかりの「いざかや銀」をご紹介!
夕方5時から営業しているいざかや銀は、田川伊田駅から徒歩15分程の場所にあります。
建物隣と手前のスペースが駐車場となっています。
 



正面から見た店舗からは、和風建築の様式美が漂います。
綺麗な西日を背に、雰囲気を醸し出す暖簾で、街行く人の足を止めてしまいそうな佇まいを感じます。
 



引き戸を開け入ると、正面にレジがあり、突き当りの右がカウンター席、左が個室へと続く通路となっています。
また、店内に入ってすぐ右側には2階へ続く階段があります。2階は主に宴会など大人数のお客さん用の空間となっていました。
 



小上がりの個室は全部で4つあります。
掘りごたつ式になっていて、部屋の内装も統一感がありますね。
 



こちらが2階の写真です。
小上がりなのは1階と同じですが、掘りごたつ式ではなくテーブル席となっています。
1グループ10~15名程を想定しているとのことですが、電話でのご相談内容によって柔軟に対応されているそうです。
 



カウンター席も小上がりになっていて、掘りごたつのようなスタイルです。
正面が厨房となっていて、出来立ての料理がいただけます。The居酒屋といった感じです。
 



メニューはオススメ、定番、ドリンクの3種類。
本日のオススメメニューは時期によって変わり、旬の食材や特別な食材が使われた料理がラインナップされます。
 



こちらが通常のメニューです。
画像右上の刺身盛り合わせはイチオシメニュー筆頭!
逸品料理や、揚げ物・煮物もおすすめです。
 



他にも酒肴、〆の海鮮茶漬けや五島うどん、デザートまで充実しています。
今後、鍋や焼き物など新メニューの追加を構想しているそうです。冬に鍋が食べられるのはとても嬉しいですね♪
 



ドリンクもなんでもござれと言わんばかりの品揃え。特に、日本酒に力をいれているようで、メニューにはない特別な日本酒もあるかも?
また、宴会用の飲み放題つきコースメニューも用意されています(要予約 5,000円~)。刺身盛り合わせ、揚げ物、煮物、茶碗蒸し、炊き込みご飯、デザートからなるコースで、メニューの変更等は相談によって可能だそうです。
打ち上げや大人数での飲み会などにおすすめです!
 



メニューを見ていると、さっそくお通しの登場。牛タンのマリネです。
酸味が利いていて、食べながらも食欲がそそられてしまいます。
居酒屋のお通しってどうしてこんなに美味しいんでしょうね…
これだけでお酒が進んでしまいそうです。
(筆者は車で来ているのでソフトドリンクから烏龍茶を注文しました)
 

ごまサバ 800円



さて、1品目は本日のオススメメニューから「ごまサバ」をオーダー。
そもそもサバを生で食べる文化は、全国的にみても九州北部特有の風習なんだそう。なんでも、九州で揚がる鯖に寄生するアニサキスは、内臓にとどまる種類なので食中毒のリスクが極めて低いのだとか。
そんなサバの刺身に、醤油やごまを絡めて食べる福岡県の郷土料理です。
 



食べてみると、甘くてコクのあるごまだれとの相性が最高に良くて、これには味にうるさい福岡県民もにっこり。
散りばめられているあおさのりがまた香りを引き立てる良い働きをしていて、ワサビを付けるとさらに美味しくいただけます。
後ほど知ったのですが、このようなごま“だれ”を絡めて食べるのは珍しいようです。
もし出会えた方はぜひご賞味あれ♪
 

刺身盛り合わせ(1~2人前)1,300円



続いては刺身盛り合わせをいただくことに。やはりこちらは外せませんよね。
運ばれてきたお皿には、奥から順にカンパチ、サーモン、本マグロ、アジ、真鯛の刺身と、その周りを彩る様々なつまが、豪勢に盛り付けられています。
 



こちらはカンパチです。見てくださいこの厚み。
噛み切るまでに、張りのある肉質の線維までしっかりと感じられ、とても食べ応えがあります。
その一方で、隣のサーモンはしっとりとろける厚みの平造りです。
魚の種類によってより美味しく食べられるよう、厚みや切り方といった細部にまでこだわっている様子に、刺身の美学を感じます。
 



こちらは本マグロです。わさびを付けてパクリ。
厚みはあるのですが、とてもジューシーで脂がのった身が溶けていく感覚でした。
一度味わうと忘れられませんよね。かくいう私もその一人です。
日本に生まれてよかったと思う瞬間でした。
 



さて、こちらはアジなのですが、これがまた美味なこと。
口の中いっぱいに広がる風味、新鮮な海の香りを感じます。
こんなにアジが美味しいことを知らなかった筆者は、まさに世界が一変の食体験でした。
最後の真鯛も、淡白でいて上品な旨味と甘みをじっくり味わいながら、美味しくいただきました。
 

豚角煮 880円



煮物はしばしば、和食の基本であり料理の技術が詰まっているといわれます。
そんなことも頭に過り、豚角煮をいただくことにしました。決してお肉が恋しくなった訳ではありませんからね。

それにしても美しい。見た目だけでなく、一口大で提供されていて、食べやすさへの配慮まで窺えます。
 



添えられている辛子を付けていただきます。
口の中でとろけて、豚肉に染み込んだ旨味たっぷりの甘辛いタレと肉汁が溢れ出てきます。
辛子がとても良いアクセントになっていて、これまたお酒が進む予感しかしません。
美味しすぎてタレまで完飲しちゃうところでした(笑)
 

麻生大樹さん



店主の麻生大樹さんです。
お話の節々で見せる笑顔がとても印象的でした。
最後に、店名にある「銀」についての由来をお聞きしたところ、「いぶし銀という言葉もありますし、日本人ならではの慎ましさや奥ゆかしさ、そういった意味も込めて金ではなく銀にしました。」と教えてくださいました。
金の隣に「良」と書きます。一番にならずとも、地元の方に親しまれ愛され続けるお店を目指して、真摯に取り組む姿勢が垣間見えた気がしました。
 



Shop Information
いざかや銀
〒825-0002 福岡県田川市伊田5000-36
0947-23-0776
17:00〜25:00
(フード LO 24:00・ドリンク LO 24:30)
月曜日
あり
@izakaya_gin_

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

 

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