田川伊田駅から徒歩5分程の距離にある中華料理 華扇(かせん)。
番田町の南大通り沿いにあるミニストップ付近の、ビル一階が店舗にあたります。
中華を彷彿とさせる赤い看板が目印です。
駐車場があるので車でもOK。
入り口は車を停めてすぐ目の前にあります。
店内は落ち着いた色味で統一感があります。
カウンターは7席ほど。その奥に厨房があり、中華鍋を振るう音はお店の活気を感じさせます。
奥にはテーブル席のスペースも。
テーブル4つ(4人掛け3つと2人掛け1つ)と円卓1つで、合わせて17席あります。
お昼と夜の時間帯それぞれ訪れたのですが、常にお客さんが入っているほどの人気店。
テーブル席でのお食事をご希望の方は、念のためご予約をおすすめします。
窓際のテーブルでいただくことに。
席には醤油やソースなどの調味料の他、華扇特製の辛味噌もあります。
豆板醤のような中華味とほどよく舌を刺激する辛みは、さまざまな料理の味変・アクセントに重宝しそうです。
メニューはとても豊富で、20~30種の中華料理が楽しめます。
定番はチャンポンや皿うどん、中華丼など。
写真のチャーハンとラーメンもしくはタンタン麺のセットは人気筆頭のイチオシメニューです。
また、エビチリや酢豚、マーボー豆腐、四川風炒めなど各種定食もおすすめ。
中でもエビチリ定食は、日本でお馴染みのエビチリ(干焼蝦仁──カンシャオシャーレン)とは異なる、四川風の甘辛炒め(宮保蝦仁──ゴンパオシャーレン)で提供されます。
なにそれ?と思った方、ぜひ一度は味わっておきたいエビチリです。
激辛タンタン麺ダブルセット 935円
こちらがチャーハンとタンタン麺のセット。
それぞれ通常のハーフサイズで提供されますが、165円プラスでチャーハンかタンタン麺片方を倍の量に増やすこともできます。(330円プラスで両方倍にすることも可能)
“激辛”タンタン麺というメニュー名に、身構える方もいらっしゃるかと思います。
ご安心ください。辛い物が苦手な方でも安心して食べられる優しくてマイルドな味わいです。ご年配の方からも注文多数だったので、老若男女問わず美味しくいただけると断言できます。
具材はもやし、ワカメ、ネギ、そぼろ。野菜のシャキシャキ食感で食べ応えありです。
さらっとしているスープですが、胡麻や山椒などが混ざったタンタン麺らしいスープ。
麺にもほどよく絡んでくれます。
麺は中太のちぢれ麺。
もちもちでコシもありますが、美味しくて箸が進むうちに気づいたら無くなっていました。男性の方は特に、倍にすると良いかもしれません。
おかわりしたくなるような、そんな絶品タンタン麺でした。
チャーハンはしっかりと水分がとんだパラパラな仕上がり。
具材もかなり細かくカットされているので、お米が主役の本格チャーハンといった印象です。
このチャーハンもまた優しい味わいで、濃すぎず薄すぎずの絶妙な中華味からは無駄がなく洗練されたものを感じます。
また、組み合わせとしの位置づけもとても良く、タンタン麵はもちろん小皿の漬物や昆布の佃煮との相性も抜群!
単体でもセットでも美味しさを存分に発揮する一皿でした。
華扇風タイピーエン 850円
手のひら2つ分くらいの大きな器で登場したのは、華扇風タイピーエンです。
タイピーエンとは一般的に、春雨を入れたスープに野菜や魚介類などを炒めた具が入った中華料理のこと。
さらさらなスープと春雨の透き通っている様子が、器の白さとも相まって美しいですね。
柔らかい春雨は舌だけでも切れるほど。
つるつるとした滑らか食感で、無限に食べられそうです。
具材は8種──エビ、豚肉、きくらげ、かまぼこ、にんじん、白菜、さやえんどう、タケノコが入っています。
具としての食べ応えはもちろん、これらの旨味が溶け込んだスープも深みがありほっとする味わいです。
エビのチリソース定食 1,100円
別日にカウンター席でいただいたエビチリもご紹介。
六角形の食器は新鮮で赤と黒基調の見た目も華やかです。
エビチリは前述のとおり、四川風。
とろみがかった赤いソースではなく、比較的さらさらで南蛮漬けを思わせるような見た目と香りです。
味も南蛮のような輪郭ですが、しっかり味わうと中華風の旨味やエビ・玉ねぎの素材の甘みなどが感じられて、信じられないほどご飯が進みます!
衣のとろけ具合とぷりぷりのエビやピーマンのシャキシャキ食感も良くて、これは個人的にも超おすすめ!
ぜひ一度味わってみてくださいね。
Shop Information
中華料理 華扇
〒825-0018 福岡県田川市番田町7-3
0947-44-6894
11:00~15:00(14:30 O.S.)
17:00~20:00(19:30 O.S.)
日曜日
あり
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