飯塚の県道30号線沿い、交差点に構える中華屋さん「鴻福家(こうふくじゃー)」。
ここのランチセットがボリューム満点と聞き、さっそくやってきました。
飲食店が並ぶこのエリア、お店の前には駐車スペースがあります。
入口ではランチセットを知らせる看板がお出迎え。食欲をそそられます。
平日の13時半すぎに訪れましたが、店内に入ると老若男女のお客さんで賑わっていました。さすが、地元の方々に愛されていますね。
テーブルは大きく分けて9テーブルあり、ゆったりと座ることができます。
小さなお子様用の椅子もしっかり用意されていました。
メニューを開くと、一品料理やラーメン、炒飯など、あらゆる料理にワクワクが止まりません。ランチセットも充実しています。
ちなみにお持ち帰りメニューもあり、その場でお持ち帰りすることも可能だそうです。これは嬉しいですね。
酢豚ランチセット(760円)
今回注文した料理は、量が多くて美味しいと評判の「酢豚ランチセット(760円)」。
とにかくボリュームに驚きます。これで800円しないなんて衝撃です。
メインの酢豚の他に、白ごはん、たまごスープ、サラダ、漬け物、杏仁豆腐がついていました。
外はカリッカリ、中はふっくらで柔らかい豚肉。ひとつの具が大きいです。そこに甘酢で絡めた玉ねぎや人参がしつこくなく口に広がります。
こんなにカリカリの酢豚は初めてで、一口でやみつきになりました。白ごはんも止まりません。
甘だれやマヨネーズを混ぜた自家製のドレッシングをかけた千キャベツサラダ(季節によって変化するそうです)。
最後は杏仁豆腐でお口もさっぱり。大満足で食べ終えました。
このランチセットだけでもお腹いっぱいになれるのですが、お店の方のご好意で、その他の様々な料理を紹介していただけました。ありがとうございます!
まずは、持ち帰りで大人気の「大学いも(590円)」。
「アッツアツの出来たては糸をひくのよ〜」とお茶目に糸をひいてくれたのはお店の女将、王さん。お持ち帰りに人気らしいですが、出来たてがオススメだそうです。
ひとくち頬張ると、予想以上に芋の風味が広がります。甘すぎず、まわりはパリッと、中はしっとりしていてゴマの風味も丁度よかったです。
続いては、「台湾風酢鶏(ランチセットで650円)」。
「アツアツの鶏肉と冷たい千キャベツと下の甘酢を一緒に食べると美味しいよ!」と女将の王さんイチオシの一品。
これまたカリカリで、合わせて味わうと確かに何倍も美味しくて感動します。酢豚とはまた違った、ほのかなにんにくと唐辛子の香りが最高の一品でした。
台湾ラーメンと麻婆飯のランチセット(760円)
実は、うちの一番人気はこのセットなの」と最後に紹介していただいたのは、「台湾ラーメンと麻婆飯のランチセット(760円)」。
普段、台湾ラーメンに馴染みの無い私ですが、中細麵で豚肉の旨みがしっかり効いたこの台湾ラーメンにすっかり虜になってしまいました!一番人気も納得です。あまりの美味しさに、満腹なのを忘れてペロリと食べることが出来ました。
一方の麻婆飯は、白ご飯が隠れるほどたっぷりと麻婆豆腐がかけられ、これまたボリューム満点!豚肉が大きく、甘味と辛味が絶妙で誰もが美味しく食べられる辛すぎない設計になっています。このセットは大満足間違いなし。
他にも炒飯や一品料理を紹介したい、と名残惜しそうな女将の王さん。そんな愛嬌たっぷりの女将の王さんと、厨房で黙々と料理を振舞ってくださった優しい大将にお話を伺う事ができました。
20年前に中国ハルビンから来日した王さんご夫婦。15年前からこの地で中華屋「鴻福家」を譲り受け、厨房を夫が、接客業務を奥さんが担い、夫婦二人三脚で営業を続けてきたそうです。
壁にはテレビ取材の写真や有名人のサインも
はじめは言葉の壁もあり、お客もまばらで苦労したそうですが、次第に常連客が増えていったのだとか。
今では地元民に愛される、大賑わいの人気店となりました。
最後に王さんに、嬉しかった事はありますかと聞くと、満面の笑みで答えてくださいました。
「毎日が嬉しい!お客さんの顔をみると嬉しいよ」
料理も女将も厨房の大将もすべてが魅力たっぷりの中華屋「鴻福家」。
優しさ溢れるこのお店は、はじめての方も、おひとりの方も、安心して入る事ができますよ。
皆さまも是非行ってみてくださいね。
Shop Information
鴻福家
〒820-0066 福岡県飯塚市幸袋431-6
0948-26-6181
11:00〜22:00(LO 21:30)
ランチ 11:00〜15:00
月曜日
あり
掲載内容は記事作成時の情報となります。
鴻福家
〒820-0066 福岡県飯塚市幸袋431-6
0948-26-6181
11:00〜22:00(LO 21:30)
ランチ 11:00〜15:00
月曜日
あり
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