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【直方】レトロな器とこだわりの豆腐料理で贅沢気分。味処 丸窓の1000円ランチ



今回は創業100年の歴史をもつ和食のお店、丸窓を取材しました。場所は、直方駅から日の出橋に向かう途中の左手のエリアにあります。
カーナビで検索する場合は、電話で検索すると場所が違ってしまうそうなので、住所で検索してください。
 



通り沿いに大きな看板があり、この角を曲がるとすぐにお店が見えます。駐車場は、玄関前に4台、隣の敷地にも広い駐車場があります。
 



店内に入ると、たくさんの食器がお出迎えしてくれます。ホールは陶器市会場となっていて、昭和レトロな器たちがずらりと並んでいます。これらのお皿は1枚100円で販売されていて、お聞きすると先代が買い集めていたものだとか。まだこの20倍ほどの在庫があるそうなので掘り出し物を見つけに来るのもいいですね。
 



お店は古民家づくり。座敷がテーブルごとにロールカーテンで仕切られていて、個室として利用できます。隠れ家的雰囲気でとても特別感があります。
テーブルは6セットあり、個室は最大8名、座敷席は最大20名まで入れるそうです。
満席の場合が多いので、電話で空席確認をしてから来店してください。
 



こちらがメニューです。
お昼は、1,000円のランチのほかに、会席で2,000円と2,500円の2種類があります。また、予約をすれば3,000円~5,000円の会席も注文できます。
今回はお手頃価格のランチをいただいてみることにしました。
 

ランチ 1,000円



ランチは丸窓豆腐、揚げ出し豆腐、野菜鉢、白飯、デザートの5品。1,000円でこのラインナップは本当に贅沢です!そして、お皿や器が美しく、お料理をより美味しく引き立ててくれています。
 



前菜の丸窓豆腐です。丸窓豆腐とは、牛乳を使って作る丸窓特製の豆腐です。かけられている胡麻酢味噌も手作りのもの。
 



ほんのりミルキーな味わいで、胡麻酢味噌によく合います。硬さは思ったよりもしっかり目で、お箸でもきれいに食べられます。胡麻の香ばしさにさっぱりとした甘みが加わり、とても美味しくいただきました。
 



こちらは揚げ出し豆腐。カツオ風味の出汁のなかには、揚げた豆腐、トマト、ナス、お餅そして、薬味として大根おろしが入っています。
 



薄い衣に包まれたトマトは出汁とよく絡み、口に入れるとトロリと溶けます。やさしい酸味がよいアクセントになって出汁との相性は抜群です。
 



こちらの豆腐は丸窓豆腐ではなく大豆のお豆腐です。一口サイズの大きさで、大根おろしと出汁の味が衣にしみていて、とっても美味しいです。
 



器の底にお餅を発見したときは、なんだか得をした気分になりました。お餅は柔らかすぎず硬すぎず、噛むごとに出汁の味が広がります。

トマトを使った揚げ出し豆腐は、先代から引き継がれている伝統の料理で、丸窓の名物となっています。
 



野菜鉢は、華やかな大皿にチキン南蛮、えびせんべい、野菜サラダ、お漬物がきれいに盛り付けられています。
 



チキン南蛮は、一口大に分けられていてお箸で食べやすいのが嬉しいです。サラッと揚げられた鶏肉はとてもジューシーで柔らか!何度もソースに絡めながらいただきました。
そして、和食にえびせんべいの組み合わせが新鮮!ソースをつけたり、野菜と一緒に食べたりと、箸休めに楽しみながらいただきました。
 



デザートは丸窓豆腐の黒蜜がけです。こちらの黒蜜もお店の特製。
コクのきいた甘さでいくらでも食べられそうなデザートです。

前菜とデザートの丸窓豆腐は全く同じものと聞いてびっくりしました。かけるソースでまるで別物の一品になります。
 

丸窓豆腐のもと 300円



なんと丸窓豆腐は、お家で作ることができます!
丸窓豆腐のもとが300円で販売されていて、これまでに8,000袋以上売れているという人気商品です。作り方は簡単。牛乳500mlに溶かして、中火でひたすら混ぜ続けて冷やすだけ(詳しいレシピ付)。
 



一袋でこんなに大きな丼一杯の量ができます!
しょうゆとワサビでおつまみ豆腐、カラメルソースでプリン豆腐などなど、食べ方は工夫次第でいろいろ楽しめます。
 



ほかに特製胡麻酢味噌(100円)、特製とろとろ黒蜜(100円)も販売されていました。今回は丸窓豆腐のもとを買いましたが、次回はソースとセットで買いたいと思います!
 



店主は四代目の瀬口さん。有名ホテルの高級中華料理店で修業を積み、2009年に丸窓を継ぎました。丸窓豆腐は店主考案の一品で、伝統の中にも新しい風を取り入れ、モダンな創作和食を提供されています。
お料理の美味しさ、そしてお店の贅沢な雰囲気がとっても素敵で、長きにわたり愛され続けているのも頷けます。
ゆったり寛いだランチをというときは、ぜひせひ丸窓へ行ってみてくださいね。
 



Shop Information
味処 丸窓
住所 〒822-0025 福岡県直方市日吉町13-1
電話番号 0949-22-0352
営業時間 11:00〜14:30(LO 14:00)
17:00〜22:00
定休日 月曜日・第3日曜日
駐車場 あり
ウェブサイト 丸窓

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

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takako

takako

WINGライター

遠賀郡出身。 趣味は、畑、読書、山歩き。また梅干しや干し柿、味噌など季節の手仕事も楽しんでいます。取材はいつも驚きと感動の連続!お店や店主の魅力を紹介して、ファンづくりのお手伝いができたら嬉しいです。

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