添田町の住宅街にチョコレート専門店があるのをご存じでしょうか?
名前は「オオツカファーム チョコ工房」。こちらの看板が目印です。
米農家である店主さんの実家の敷地内が駐車場となっています。
もともと、農業の傍らチョコレート専門店を始めたそうで、その頃からずっと同じスタイルでチョコの販売をされてきました。
そのため、普通のお店とは違う隠れ家的な雰囲気が入口からすでに漂っています。
駐車場の後ろには豪華な庭園もありました。
今の時季目いっぱいに花を咲かせているこちらは梅の花でしょうか、とても立派で綺麗です。
チビちゃん(♂)
可愛い野良猫、チビちゃんもいました。
餌をあたえる夕方の時間帯によく現れます。まだ人懐っこくはないですが、見かけたときは可愛がってあげてください。
さて、話を戻すともともとお小遣い稼ぎくらいの軽い気持ちでスタートしたオオツカファーム。
当初は工房のスペースしかなく、商品の陳列はおこなってなかったのだそう。
しかし、近所の方の口コミなどで瞬く間に広まり、知人の大工さんに頼んで建ててもらったのが現在の小屋のような店内になります。
その手づくり感あふれるお店の質感も、人気の秘訣なのかもしれません。
入って正面にカウンター、その奥に工房(と言っても3人で入ると少し窮屈に感じるくらいの広さ)となっています。
店内左右の壁には商品がずらりと並び、種類の豊富さにどれにしようかと迷ってしまいます。
※値札は令和6年2月いっぱいまでの価格で、3月1日より価格改定予定です。
オオツカファームを紹介するうえで避けて通れないのがこちらのきな粉チョコ。
というのも、店主の大塚さんは福岡県民なら誰もが知る某大手メーカーで商品開発部の室長を務めていた過去があり、当時開発したきな粉味のチョコレートが大ヒット。
現在でも多くの方に愛され続けるロングセラー商品の生みの親だったのです。
そんなきな粉チョコの味を工房で再現、だけではなくさらに高級感ある味わいに仕上げたのがこちらの商品なんです。
そしてこちらはオオツカファーム一番の人気商品。
一度に”箱買い”されるお客様もいるほどで、生産が追い付かなくなることもあるのだそうです。
店内にはさまざまなチョコレートが並びますが、チョコ以外にドライフルーツなどもつくり販売されています。
取材時に目に留まったドライパイン。色鮮やかでついつい手に取ってしまいます。こちらもいただこうと思います。
お会計をして、早速持ち帰っていただきます。
しっかりとした袋に入れていただき良い買い物をした気分です。
割れチョコアーモンド 650円(200g)
※3月1日より価格改定予定
断面の切り口がばらばらで不揃いな形が特徴的な割れチョコ。
その歪さが食感にアクセントを加えます。
ほどよい密度と硬さによる歯ごたえが心地よいチョコレート。
ミルクチョコのしっとりとした甘みと砕かれたアーモンドの香りはどこか懐かしさを感じさせられる、優しい味わいです。
こがしきな粉チョコ 350円
※3月1日より価格改定予定
表面にハートやスペードなどのマークが施されたきな粉チョコ。
食べるとまさに想像通りの味で、思わず笑みがこぼれてしまいます。
中にグミが入っていない分、よりチョコとしての濃厚な味わいを楽しめるかと思います。
分かる方へのお土産に選ぶと、きっと話に花が咲くことでしょう。
ドライパイン(袋) 90g 500円
※3月1日より価格改定予定
こちらは見た目は普通のドライフルーツのようですが、噛むと瑞々しく高級感ある駄菓子のような味わいでした。
パインの果肉感も残っていて、今までに食べたことのないお菓子でした。こちらもおすすめです。
オオツカファームは今年で9年目になるそう。
主体的に広告を打つことはあえてしていないにも関わらず、遠方は関西・関東などから買いに訪れるお客さんもいるほどの人気を誇ります。
添田町に立ち寄る機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
Shop Information
オオツカファーム チョコ工房
〒824-0602 福岡県田川郡添田町大字添田2479
090-7165-0683
11:00~17:00
月曜日
あり
掲載内容は記事作成時の情報となります。