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【宮若】創業1964年!リニューアルした来々軒。受け継がれる清湯豚骨ラーメン




宮若市福丸、宮若追い出し猫の像がある交差点付近に60年続くラーメン屋さんがあります。
写真の赤いのぼりが目印です。

 




お店の名前は来々軒。地元のみならず、遠方からのお客さんも多い人気店です。
その秘訣は、通常の豚骨ラーメンとは異なる清湯豚骨(クリア豚骨とも)を、創業の1964年から受け継いでこられたこと。
過去にはテレビの取材が入ったこともあるほど、その人気は折り紙付きです。

そんな来々軒が今年の2月にリニューアルオープン。
建物が隣へ移ったことで広々とした駐車場が設けられ、店内も以前よりゆとりのある空間となっています。

 




入って正面と左側にカウンター席が9席ほどあり、お一人様でも利用しやすいのは言わずもがな。

 




奥には4人掛けと2人掛けのテーブルがそれぞれ2台。
また、靴を脱いであがる座席も3つあり、ご家族でも利用しやすい店内となっています。

 




主なメニューはラーメン、チャーシュー麺、チャンポン。
また、定番の餃子やチャーシュー丼の他、手羽先の唐揚やおでんといった珍しいメニューもあります。

 




居酒屋の側面もあるという来々軒。お酒も豊富に揃っていました。
飲み会の席として利用し、そのまま最後にラーメンをいただくのもおすすめです。

 

ラーメン 680円




こちらが来々軒のラーメン。
豚骨ラーメンのような白濁としたスープの見た目とは異なり、透き通った黄金色のスープが特徴的です。

 




具材はネギ、きくらげ、たけのこのメンマ、豚ロースのチャーシューです。
食感の異なる4種の具材ですが、どれもスープの美味しさを最大限引き出すためか、あっさりとした食べ応え。
それでいて、たけのこや豚ロースといった普段と異なる具材にハッとさせられる楽しさもあります。

 




創業の1964年から受け継がれる来々軒のスープは、主に豚のゲンコツと水のみで炊き上げる、言わば清湯豚骨の完成形。
現在3代目の店主は、このスープの味に衝撃を受けてラーメンの道へ進むことを決めたそう。
豚骨のようで豚骨でない、唯一無二の味です。

 




つるつるの麺も豚骨ラーメンで一般的な細麺とは違う質感で、スープと合わせて一体感のある味わい。
子どもから年配の方まで食べやすく、最後まで飲み干したくなるような一杯です。

 

餃子(8個) 440円
手羽先の唐揚(5本) 650円
かしわおにぎり(1個) 90円




ラーメン以外のメニューもご紹介。
このように一皿にたくさん盛られているので、複数人で取り分けて美味しさをシェアし合うのもリニューアル後の醍醐味です。

 




餃子には玉ねぎがたっぷり入っていて、野菜の甘み・旨味が引き立つ味わい。
くせがなくパクパクと食べ進められます。
お酒の肴にはもちろん、ラーメンと一緒に注文するのもおすすめです。

 




手羽先は衣がサクサクでとってもジューシー!
そして何より、味がしっかりとしていてやみつきになります。
店主に伺ったところ、揚げ油にラードを使用しているからではないか、とのこと。
餃子しかり、何か一つ意匠を凝らすことで印象に残るものをつくられているのだなと感じました。

 




三代目となる店主の山路さんは、もともとSE(システムエンジニア)をされていたそうです。
しかし、来々軒二代目夫婦の娘さんと結婚後、お義母さんが体調を崩されたことを契機に、この味が失われてしまうのはもったいないと三代目を継がれました。

偶然にも創業から60周年の節目となる今年にリニューアルすることができ、より多くの方に食べていただける環境が整ったと語る店主。
「宮若のラーメン屋さんとして、これから先もずっと愛され続けるお店にしたい。」
「ここだけの味——“来々軒のラーメン”を食べに来てほしい。」
そうした言葉には、半世紀近く繋いでこられた初代・二代目の想いを背負っていく、そんな決意のようなものも滲んでいる気がしました。

リニューアルした来々軒へ、ぜひ一度行ってみてくださいね。

 



Shop Information
来々軒
所在地 〒822-0101 福岡県宮若市福丸270-1
電話番号 0949-52-0168
営業時間 11:00~14:00/16:30~21:00(L.O. 20:30)
※日曜日 11:00~14:00/16:30~20:00(L.O. 19:30)
定休日 水曜日 +臨時休業あり
駐車場 あり
インスタ @rairaiken1963

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nagano

nagano

WING編集部

田川市出身。2023年の秋ごろから1年程携わった編集部での活動を通じて、写真や記事についてたくさん勉強させてもらいました。現在は主に動画での店舗紹介に関わりつつ、新しいことを吸収する日々。AIには作れないものを残していけたら良いなと思います。

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