今回は鞍手町にオープンしたてのお店があるとの情報をいただき、早速訪ねてみました。1月13日に開店した茶寮GARYOUです。
場所はナフコ鞍手店のほぼお隣、鞍手インターも近くにあります。
のんびりした田園風景が広がる通りに、おしゃれな看板が目印になっていてすぐにわかりました。
同じ敷地内にヘアメイクバラッカがあり、駐車場は兼用でたっぷり停められます。
店内はウッド調でホッとする雰囲気です。オープン祝いの蘭の花や観葉植物がたくさん飾られていてとても華やか。
席は、カウンターに5席、テーブルが6卓あります。
テーブルの間隔が広く、ゆったりしているのも嬉しいですね。窓からの眺めも最高!
そして、テーブルやカウンターの天板は、杉の1枚板で作られていて、なんとオーナーと店長の手作りだとか。
木の手触りがほんのり温かく、なんとも癒されます。
今回はランチを紹介したいと思います。
ランチタイムは11:00~14:30となっていますが、材料が残っていれば時間外でもオーダーできます。
店長のオススメで、ガレットセットを注文してみました。
ガレットセット 1,100円
セットは、ガレットにバケットとスープ、そしてドリンクがついています。
ガレットは2種類。今回はきのこと鶏肉をチョイスしました。
プラス100円で、カプチーノ、ホットジンジャーティー、クリームソーダに。
プラス200円でストレートコーヒー、クラフトコーラ、クラフトジンジャーエールにすることができます。
ガレット 単品 900円
こちらのガレットには、アレルギーを持つ方にも食べてもらいたいということで、そば粉は入っていません。
中心にある目玉焼き、こんもりと盛られたきのこと鶏肉、添えられたベビーリーフ、それらをガレットが包んでいます。おしゃれな盛り付けにテンションが上がります。
トッピングはポムアネットといって、じゃがいもの千切りを焼いたもの。とっても手が込んでいますね。
鶏肉ときのこは旨味たっぷり。じゃがいものゴロゴロ感もあって、食べ応えがあります。
鶏肉は、塩麹に1日つけたものを2時間もかけて低温調理したもの。そして、エリンギ、シメジ、シイタケと、いろいろな味と食感が混ざって、おいしさに深みがあります。
ガレットはクレープのように柔らかで、中のひき肉はマッシュルームピューレとハーブで味付けされており、こちらもきのこ尽くし!
ほのかなマッシュルームの味とさわやかさが広がるヘルシーな味わいです。
最後は、全てをマルっとおいしくする半熟卵を、少しずつからめながらいただきました。
野菜の下にも、きのこと鶏肉、ポテトの山があって、たっぷりいただきました。
一つ一つが丁寧に味付けされた大満足の一皿です。
バケットはカリっと香ばしく、上にリンゴジャムが乗っています。
ジャムは自家製で、りんごの果実をしっかり味わえるジャムです。
メープルシロップで味付けされていて甘さにコクがあり、とってもおいしいです。
スープはコンソメ味であっさりしており、ガレットやバケットにぴったりです。とっても満足感のあるセットでした。
SHGハニー&ウォッシュドホンジュラス 単品 500円(セット価格 400円)
ドリンクは、プラス200円でストレートコーヒーに。
今回は、SHGハニー&ウォッシュドホンジュラスを選んでみました。
浅煎りで香りが豊かでフルーティな酸味が特徴。苦みが少ないタイプのコーヒーで、飲みやすいです。
プラス200円で本格コーヒーが飲めるのは嬉しいです!
GARYOUでは、サイフォン式でコーヒーを淹れています。熱源は遠赤外線のハロゲンヒーターで、細かく火力が調節できるため繊細な味わいが出せるそうで、何よりもフレーバーが良いのが特徴です。
それにしても、この赤い光がランプのようでとても神秘的でいいですよね。一見の価値ありです。
ホットケーキティラミス 950円
デザートもすごくおいしそうだったので、ホットケーキのティラミスを注文しました。
ホットケーキにのっているのは、マスカルポーネクリームというティラミスに使われるフレッシュチーズ。
その下にはアイスクリーム、そしてたっぷりのココアパウダーがかかっています。
生地はプレーンとコーヒー味の2段重ねで、外側はカリカリ、中はフワっとしています。
また、バニラアイスと一緒に食べるとほどよい苦みと混ざって贅沢な味わいです。文句なしのボリュームでした!
ちなみに罪悪感控えめなハーフサイズ(600円)もありますよ。
デザートにもセットがあり、200円から400円で、お得にドリンクを選ぶことができます。
ノンアルコールスコッチコーヒー 単品 770円
今回は、気になるノンアルコールのスコッチコーヒーにしました。
このコーヒーは豆をスコッチに浸した後に焙煎をするため、焙煎の段階でアルコールが飛び、フレーバーだけが残るんだとか。
運ばれてきたとたん、スコッチのいい香りが漂います。苦みの中にも豊かなコクが加わって思わず唸ってしまいました。
お酒が好きな方に、ぜひおすすめしたい一杯です。
創業13年になるヘアメイクバラッカのオーナーが、茶寮GARYOUのオーナーでもあります。地域の方にゆっくりしてもらえる場をつくりたいと、こちらのお店をオープンされました。
そして、店長は三原淳さん。もともと東京で飲食の仕事の経験をお持ちですが、サイフォン式コーヒーは、豆の厳選や火力の調節など独学で研究されました。
料理は、フランス料理のシェフより直々に伝授してもらったそうで、繊細な味付けを見るにつけ、なるほど納得です。
最後にGARYOUの店名の由来をオーナーに尋ねてみました。「画竜点睛」の「画竜」からとっていて、常に進化し続けるという思いが込められているそうです。
「完成するときは終わるときですね。」という言葉に痺れました!
2月下旬あたりからのPayPay対応をはじめ、今後は夜の営業やテイクアウトも考えたいと三原さん。これからの進化を応援しています!