開店祝いの花輪がお出迎え
今回は、先月12日にオープンしたばかりの焼鳥屋さん「焼鳥ゆとり」を取材してきました。
最寄りの直方駅から徒歩7分程。国道467号線の高架下付近に店舗があります。
駐車場は無いですが、付近の線路沿いにコインパーキングがあるので車でも大丈夫です♪
店内はとても清潔感があり、カウンター席や椅子、テーブル等は木を基調とした温かい雰囲気です。
今回はこちらのカウンター席でいただくことに。
4人掛けのテーブル席は2席ありました。
壁にかかっているのは、静かに開店時間を待っているお店の暖簾。
店主さんの配慮で、開店30分前から取材させていただいております。ありがとうございます…!
メインメニューです。焼鳥や串焼きは、田川市の末廣産業という炭屋さんから取り寄せた備長炭を使って焼いているそうです。
迷いましたが、今回は店主さんのおまかせで8本いただくことにしました。
アルコール類は別メニューにたくさん載っていました。
特にワインに力を入れているそうで、メニュー右側にはオシャレなワインの数々が見られます。
焼鳥×ワインというのはあまりイメージのない組み合わせですが、とても魅力的で気になります。
カウンター席では、目の前に出てくる出来立ての焼鳥を取り皿に取って、お好みで七味唐辛子や山椒を振りかけていただくスタイルです。
食べた後の串は、席に用意されている串入れに入れていきます。
それにしてもこの取り皿、とても美しくて見惚れてしまいますね…店主さんのこだわりが感じられます。
お通しと焼鳥3種(ハツ・きも・手羽先)
メニューなどを確認している間にも着々と準備が進み、お肉が焼ける音といい匂いがしてきました。
早速、お通しと焼鳥3種の登場です。
本日のお通し:甘辛煮
本日のお通しは、焼鳥にする際の成形過程で切り落とされる、いわゆる端肉を使用した甘辛煮です。
しっかり煮込まれたお肉は柔らかく、甘辛い味付けがとっても美味!
手羽先 230円
手羽先は珍しい形をしていて、ひっくり返してみると納得。
開きにしているわけですね!見た目でも楽しませてくれます。
焼きたての手羽先は皮目がパリパリ、中は柔らかくてジューシー!
塩加減も最高で、お酒が恋しくなります(泣)
きも 230円
きも、というのは鶏レバーのことです。
手羽先の後に食べたので、甘みとまろやかさがとっても際立ちます。
タレは甘辛で、備長炭で焼かれた表面の香ばしさがたまりません♥
エビの豚巻き 300円 砂ずり 200円
続いては、人気メニューの中でも特に注文数の多いこちらの2種を出していただきました。
エビの豚巻きは、豚肉でうま味や肉汁が閉じ込められていて、噛んだ瞬間エビのぷりぷり食感と共に溢れ出します!
どちらの味もバランスよく感じられて、一つの完成されたメニューとして人気も頷ける美味しさです。
砂ずりには七味をかけていただきます。
コリコリした歯ごたえと砂ずり特有のジャンキーな味わいがたまりません。
個人的にも皆さんにおすすめしたい一品です!
自家製月見つくね 350円
お皿で登場したのは自家製月見つくね。卵黄が綺麗なお月様になっています。
焼き目がとても香ばしく、苦みはほとんど感じられませんでした。
写真だと伝わりづらいですが、かなりのボリューム感で、口を大きく開いてかぶりついて食べていました(笑)
そして、特筆すべきは卵黄を溶かした甘辛のタレとの相性!
もちろんタレだけでも美味しいのですが、卵のまろやかさが加わることによってさらに深い味わいになります。
見た目も味も大満足でした!
「自家製月見つくね」限定 白ごはんのサービス
焼鳥ゆとりの自家製月見つくねは、これだけでは終わりません。
なんと、余ったタレをかけて食べるための白ごはんを出していただけるのです!
これがまた美味しくて、粋な計らいだなあとしみじみ。つくねも是非注文してみてくださいね♪
ねぎま 200円 ささみしそ 230円
おまかせも残すところあと2本となりました。
最後に登場したのは王道のねぎまと、それとは対照的なアイデアメニューのささみしそ。
彩り豊かな串たちにワクワクします。
ささみしそは梅肉とワサビの2通りを楽しむことができます。
梅肉はさっぱりと食べやすくしそとの相性も抜群。ワサビの方は鼻に抜ける風味が癖になる味わいです。
ねぎまはねぎの焼き加減が絶妙で、しゃきしゃき食感と瑞々しいねぎの甘み、肉汁ジューシーな鶏肉が最高でした。
コーヒーゼリー 400円
最後に何か一品をと考えていたところ、店主さんおすすめのコーヒーゼリーをいただくことに。
出てきてすぐに、おすすめとおっしゃるその訳が判明!
オシャレな見た目、重量感、触れて感じる容器の質感に至るまで、「コーヒーゼリー」というメニュー名からは想像できない豪華さに思わず声が出てしまいます。
ティラミスのような構造で、一番下にコーヒーゼリーがあります。
クリームの甘さとほんのり苦いゼリーとの組み合わせは言うまでもなく、最後に食べるデザートとして間違いない一品です!
さらに、クリームの中にクッキーが一枚入っていて、気づいたときの驚き・楽しさと共に、食感にも一工夫。
スプーンで砕いて一緒にいただくことで、最後まで飽きることなく美味しくいただけるようにとの計らいには、思わず脱帽です。
とり塩鍋 一人前 1,200円
最後に仕込み中のとり塩鍋の写真も撮らせていただきました。
ご家族や友人と一緒にお鍋を食べながら、時には焼鳥やお酒を入れて…と想像が膨らみます。
店名の由来は、ゆとり世代のゆとりと、語呂の良さ(”とり”が含まれていること)からきているのだそう。
炭火焼の焼鳥やお酒などを五感で楽しみ、心のゆとりと幸福度の補給にひとつ、いかがでしょうか。
Shop Information
焼鳥ゆとり
〒822-0017 福岡県直方市殿町1-5
070-9206-9843
17:30〜23:00
火曜日
なし(近隣にコインパーキングあり)
@yutori_ngt
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