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【直方】大切な人とのひとときを。フレンチの名店 梓屋のお昼のコース


地元では知らない人はいない35年も続くフランス料理の梓屋へ行ってきました。JR直方駅からは車で10分ほど、八幡インターからは7分ほどで到着します。緑あふれる庭園の中に梓屋はあります。広い駐車場を過ぎると立派な看板が見えてきました。
グランメゾン東京を見すぎて、フランス料理にかぶれたい筆者にはたまらない瞬間がやってきました。

 


梓屋は数寄屋つくりの立派な日本家屋でした。間口も広く、庭園とその家屋の品の良さにうっとりしてしまいます。

 


すべて広間のほかにも椅子席の個室がいくつかあります。
美しく整えらえた部屋にはどの部屋もくつろげる雰囲気です。少人数でもゆったり楽しんいただけます。

 


こちらは、ぐるりと緑に囲まれた大広間になります。春からは桜やつつじなど次々に花が咲き誇り、お花見気分でフレンチを楽しむ方も多いとか。解放感でいっぱいになりました。
もちろんご覧の通り披露宴もできる雰囲気ですし、晴れの日にぴったりの佇まいです。
40名ぐらいまで対応できるそうです。
誰か呼んでくれないかなぁ~

 


さて、こちらが本日いただくメニューです。
興奮が止まりません!

 

お昼の平日Cコース 9,130円


平日Cコースをご用意いただきました。

ワインは含まれません。食後にラフランスの紅茶が付きます。
コースは4,730円から。

 


「海と山の幸の小さな宝箱」という前菜が運ばれてきました。かわいい器に新鮮なマグロのたたき、ウニ、いくら、エビにくらげのジュレなどが、ところ狭しと詰め込まれた宝箱です。さわやかな風味で心まで華やかになりました。

 


フレンチとなると上品に一口ずつ丁寧にいただきます。ひとさじごとに旨味が広がります。

 


続いて運ばれてきたのは、「カツオと旬の野菜サラダ」。脂の乗ったカツオとみずみずしい旬野菜がこんもり盛られています。

 


マスタード風味のドレッシングがアクセントで、カツオの旨みをさらに引き立ててくれました。シャキシャキのリンゴと一緒に爽やかな酸味が早春を思わせてくれる一品でした。食べている間も窓の外のそよそよとなびく木々に癒されている気がします。

 


大好きな「ポトフ」はとてもやわらかで、よく煮込まれた大きなお肉が贅沢サイズで入っていました。ホロホロしたお肉が口のなかでほどけます。ホッと心が和むやさしい味わいです。定番メニューのようで梓屋自慢の一品です。

 


メインの「アラカブのフリット 生姜ソース」です。外はサクサク、中はふっくらジューシーに揚げられたアラカブは、噛むほどに旨みが広がります。

 


黄金色の生姜ソースもおいしすぎて、飲み干してしまいました。新鮮な魚介類や野菜にこだわるシェフのこだわりがつまった一品です。

 


最後にデザートは「季節のフルーツパフェ 自家製バニラアイスクリーム添え」です。いちご、スイカ、梨のゼリー、みつ豆、キウイなどがふんだんに入った豪華なパフェです。梨のゼリーがフルーツのバランスをうまくつないでいる感じです。自家製アイスは濃厚で口どけもよく、とてもおいしかったです。

 


添えられていたアーモンドチュイールはサックサク。何枚も食べたい衝動が!
食後の余韻にいつまでも浸っていたいリッチなパフェでした。
ゆったりとした空間で外を眺めながらのお食事は最高にしあわせです。
色んな人を連れて来たいな。
グランメゾン欲が満たされた大満足のランチコースでした。

 


オーナー兼シェフの安田さんです。「ザ!貫禄」な面持ちですがとてもソフトでお話の面白い方でした。
38年前、ヨーロッパへ飛び、おいしいものを食べ歩いたそうです。
「母は食堂をやってて、父は大工だったから、きっと自分にも職人としての気質が受け継がれていたと思う。それでこのレストランを始めたんだよね。」と言われていました。お父様が建てられたこの日本家屋のレストランを現在まで大事に育てて来られたんですね。
「この歳になって仕事が趣味になってきたよ。」と笑われる安田さんは新しいことにも挑戦中。
ふるさと納税やUber Eatsなども始められています。ぜひチェックしてみてくださいね。

 


Shop Information
フランス料理 梓屋
住所/〒822-0002 福岡県直方市頓野1700
電話/0949-26-5868
営業時間/11:30〜15:00
17:30〜21:00
定休日/第2・4水曜日
駐車場/あり
Website/フランス料理 梓屋
Instagram/@adusaya.french

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Reiko

Reiko

WINGライター

唐津市出身。 自分のためだけに弁当が作れた日はそれだけでマル。 小さなコンサートやイベントの企画も好きです。 趣味は時々登山、延々と食べ歩き動画を見ること。今、ハマっているのは台湾ローカル飯。 取材先のお店では話し込みすぎてついつい長居に…

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