WINGでは色々とお世話になっている、カカオ研究所。
これまでにもその魅力を皆さんにご紹介してきましたが、今回新たにスタッフを募集するということで、実際にカカオ研究所で働いているスタッフの方に直接インタビューをさせていただけることに!
「本当に未経験でも大丈夫?」
「チョコレートの製造って具体的にどんなお仕事なの?」
気になる実際を取材してきました!
これまでにもその魅力を皆さんにご紹介してきましたが、今回新たにスタッフを募集するということで、実際にカカオ研究所で働いているスタッフの方に直接インタビューをさせていただけることに!
「本当に未経験でも大丈夫?」
「チョコレートの製造って具体的にどんなお仕事なの?」
気になる実際を取材してきました!
2014年創業、九州初のBean to Barチョコレート専門店「カカオ研究所」。
2023年10月29日に工場・カフェ併設の新店舗として、飯塚市の八木山にリニューアルオープンしました。
インスタグラムのアカウントのフォロワー数は、現在(2023年12月時点)なんと約8800人!新店舗でも日々客足が絶えないのは、創業者である中野さんご夫婦の、カカオに対する熱い気持ちや新たな試みを常に模索する探究心があってこそです。
リニューアル後の見どころの一つに、チョコレートができるまでの工程を、店内のガラス越しに工場見学のような形で見ることができる点が挙げられます。
今回取材させていただくのは、このガラスの向こう側——カカオ研究所の工房で実際に作業されている製造スタッフの方です。
カカオ研究所の核とも言える場所に、期待が高まります。
製造スタッフ:平川さん
今回、製造スタッフの平川さんより、製造業務の実際をお話いただきました。
ご協力いただきありがとうございます。
平川さんの1日のスケジュール
お昼休憩は個人のタイミングでとって良いそう
——まずは平川さんのお住まいと、通勤時間を教えてください。
飯塚市に住んでいて、通勤時間は車で15分程です。
飯塚市に住んでいて、通勤時間は車で15分程です。
選別:良い豆が持つ色や香りのよさを見極め、時間をかけて選別する
——カカオ研究所の製造スタッフは現在何名いらっしゃいますか?また、大体の年齢層と男女比も教えていただきたいです。
製造スタッフは…現在9人くらいですかね。年齢は19歳から60歳まで幅広く、男女比は6:4くらいでしょうか。
焙煎:これにより香りや味、深みが増してくるためチョコレートの味の決め手の1つとも言える
——製造スタッフの具体的な仕事を教えてください。
カカオ豆の選別から始まって、焙煎、粉砕、磨砕、コンチング、テンパリング、成型、包装まで本当にたくさんの作業がありますね。
どの作業も最初は難しくて、慣れるまでは大変でした。
粉砕:ハクス(殻)とニブ(カカオ豆の粒)に分かれる
——平川さんは前職で30年以上和菓子職人をされていたとお聞きしたのですが、製造に必要なスキルなどはどのくらいで定着していったんでしょうか。また、平川さんのような職人だった経歴が無く、未経験の方でも大丈夫なんでしょうか。
どうだろう…技術面については気づいたらできるようになっていましたね。確かに、未経験の方は最初は苦労するとは思います。
ただ、ここでの豆の選別や焙煎から始める製造業務は、私を含めほとんどの人が何も知らないところから始めると思うので、そんなに気にする必要はないですよ。
先ほども話した通り慣れるまでは大変でしたけど、慣れてしまえば楽しい仕事だと思います。
季節や天候によって気温や湿度が変わってくるので、その日によって違う最適な温度や時間の管理など、技術ではどうしようもない感覚で覚えていく工程もあります。
ですが、そこが一番奥深いところでもあるのかなと感じています。
コンチング:液状のチョコレートを製造する上での最終工程
時間をかけてコンチングマシンで擦り、練り続けたものを型に入れ冷やしていく
——製造業務における難しさは先ほどお聞きした温度や時間の管理だと思うのですが、楽しさを感じる瞬間などはありますか?
これは和菓子づくりにも通じることなのですが、元の食材から様々な工程を経て、実際にお客さんが手に取って口にする製品(ここではチョコレートなど)が完成した際の楽しみ、達成感はありますね。
——やりがいについてお聞きしたいのですが、カカオ研究所では工房で作った商品がすぐそこで販売されたり、カフェでお客さんが口にするかと思います。そういった部分で作り手としてのやりがいを感じることも多いのでしょうか。
もちろんそうですね。自分で作ったチョコレートが美味しくできることもやりがいですが、何よりお客さんに喜んでもらうこと、満足してもらうことが一番のやりがいだと思います。
そういった意味でも、仰る通りカカオ研究所の製造スタッフは、やりがいを感じる機会が多いのではないかと思いますね。
テンパリング:油脂結晶の大きさを均一に揃える工程
温度調整が決め手となり、この作業が上手くいくかいかないかでチョコレート作りの合否が分かれる
——今後の目標、夢などがあれば教えていただけますか?
和菓子とコラボした製品、チョコレートなどを出すことです。
カカオ研究所では新商品が続々と作られている現場なので、その中で自分が考えた商品を開発することができるのは夢があると思いますね。
——最後にこの記事を読んでいる、これから新しく入ってくるかもしれない方に向けて何か一言お願いします!
やはり楽しむことが一番ということを伝えたいです。楽しむ気持ちが商品や味にもでてくると思うので、仕事の中でやりがいや楽しさを見つけていってほしいなと思いますね。
周りの方からのお話やインタビューを経て、カカオ研究所の皆さんから尊敬されているのを感じ、頼れる先輩のような素敵な人柄がとても印象的でした。
平川さん、貴重なお話をありがとうございました!
現在カカオ研究所の工房では、一人当たりの作業量・負担が大きいため、商品開発などプラスアルファの部分に時間を割けなくなっているそうです。
工場やカフェが併設されているカカオ研究所は、どんどん新しい商品やサービスを展開することができる基盤が整っているとも言えます。
そのチャンスを最大限生かすためにも、新たなスタッフの力を必要とされています。
少しでも興味のある方は、カカオ研究所のホームページやInstagramなどをチェックしてみてくださいね!
募集概要
会社名 | カカオ研究所 |
募集職種 | 製造スタッフ 若干名 |
雇用形態 | パート、アルバイト |
給与 | 時給 1,000円〜 ※昇給あり |
勤務時間 | シフト制(9:30〜18:30) 要相談 |
休暇 休日 | 水曜日 他 |
勤務地 | 〒820-0047 福岡県飯塚市八木山880-2 ※屋内禁煙 |
待遇 福利厚生 | マイカー、バイク通勤可(駐車場有) ユニフォーム貸与 交通費支給 |