直方、福智山ふもとの自然に囲まれた場所にある、古民家を改装したお蕎麦屋「十割蕎麦 江(ごう)」。筑豊ではめずらしい、朝挽き国産そば粉100%を使ったつなぎなしの十割手打ち手切りのお蕎麦がいただけるお店です。
人気店「十割蕎麦 大谷」を今の店主が引き継がれ、12月で5年になるそうです。
古民家を活かした重厚でおしゃれな店構え。
中に入ると和風でおしゃれ、なのにどこか懐かしいおばあちゃんちのような雰囲気もあり、落ち着く空間です。
単品のメニューもありますが、前菜3種・そば粥・そば・デザートがセットになった「そば振舞い」(1450円)を、メインのそばはせいろ(盛りそば)で注文しました。
まずは前菜とそば粥が運ばれてきます。
この日の前菜はそばの実が入ったおこわと、こうや豆腐、蓮根のきんぴら、春雨の酢ものでした。どれも優しい味付けでほっとします。
そば粥はお出汁の香りがすごく良く、朝起きてすぐに食べたくなるような優しい味で胃に染みわたります。そばの実のほろほろとした食感も良いです。
おそばを待つ間にゆっくり前菜とそば粥を楽しめてうれしいですよね♪
ちょうど良いタイミングでメインのせいろそばが運ばれてきました。
仕入れ時期などによって、蕎麦の産地が違いますが、この日は島根の出雲そばだそうです。
この「せいろ」は黒皮を取った丸抜き部分を石臼で挽いたお蕎麦だそうで、一般的な灰色のおそばとは違い白に近いきれいな色をしています。
つゆは関東風のかつおだし。まずは薬味なしのつゆだけでいただきます。
最初は温かいおそばを注文しようとしていましたが、せいろの方がよりのどごしを感じられると、勧められた理由がすごくわかります!
細い麺が濃いめのつゆによくからんで、本当にのどごし良くつるんと食べられます。
次にすり下ろしたての本わさびをすこし蕎麦に付けて食べます。つんとした香りと食感がたまりません♪
もちろんつゆに溶かし入れても美味しいです。
また、平戸の天然干し窯炊塩をほんの少しまぶして食べるのも、そば本来の風味がわかって美味しかったです。
いろんな食べ方で楽しんでいると、あっという間に山盛りだったおそばはなくなりました。
最後はもちろんそば湯もいただきます。
デザートはそばがき、そばがき入りぜんざい、そば茶ゼリー、そばアイスの4つから選べます。
今回はそばがき入りぜんざいをいただきました。
そばがきを初めていただきましたが、蕎麦粉を熱湯でこねて餅状にした食べ物だそうです。
おもちの代わりに入っていて、あっさりしていてヘルシー♪
喧騒から離れた場所で、福智山の自然や季節の移ろいを感じながら、ゆっくり美味しいお蕎麦を堪能してください。
平日でもすぐに満席になりますので、ご予約をされるかお電話をされてから行かれるのをお勧めします♪
Shop Information
十割蕎麦 江
〒822-0002 福岡県直方市大字頓野246-3
0949-26-4045
11:30〜15:30 ※お蕎麦がなくなり次第終了
木曜日(祝日は営業) ※臨時休業あり
あり
掲載内容は記事作成時の情報となります。
十割蕎麦 江
〒822-0002 福岡県直方市大字頓野246-3
0949-26-4045
11:30〜15:30 ※お蕎麦がなくなり次第終了
木曜日(祝日は営業) ※臨時休業あり
あり
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