
10月も後半に差し掛かり、すっかり秋めいてきたこの日訪れたのは、田川郡添田町庄にある「添田町旧車Café」。
元は町工場だった建物をオーナー自身が地道に手を加え、2年前にオープンした大人の隠れ家的カフェです。
元は町工場だった建物をオーナー自身が地道に手を加え、2年前にオープンした大人の隠れ家的カフェです。

お店の前では、オーナーが所有するA80型スープラと、愛機・ホンダ ジョルカブがお出迎え。

艶やかにコーティングされたスープラは迫力満点で、オーナーいわく現役で活躍している漆黒のA80型スープラは、九州でも数台しか残っていないのだとか。
噂を聞きつけやってきた往年のスポーツカーファンなら、この時点でテンションが爆上りのはずです。
噂を聞きつけやってきた往年のスポーツカーファンなら、この時点でテンションが爆上りのはずです。

店の外壁はノスタルジーを感じさせる波型のトタン張りで、無機質でありながらもどこか温かみを覚える重厚な木製ドアをくぐると…。

そこにはお店の名の通り、旧車愛に満ちた空間が広がっていました。
木目の美しいカウンターには、愛車との思い出の写真やミニカーなどがずらり。落ち着いた雰囲気で美味しいコーヒーをいただきながら、店主や常連さんとの会話を楽しめそうです。
木目の美しいカウンターには、愛車との思い出の写真やミニカーなどがずらり。落ち着いた雰囲気で美味しいコーヒーをいただきながら、店主や常連さんとの会話を楽しめそうです。

一方テーブル席の周りには、「古き良き昭和」の雰囲気を感じさせる玩具・グッズ・雑貨が所狭しとディスプレイされています。

懐かしいグッズたちを見ていると時間がいくらあっても足りそうにないので、ひとまずカフェメニューをチェック。
朝の9時から10時まで限定の「トーストセット」や、ちょっと珍しい「コーヒーぜんざい」も気になりますが、今回は「カレーライスセット」を注文しました。
朝の9時から10時まで限定の「トーストセット」や、ちょっと珍しい「コーヒーぜんざい」も気になりますが、今回は「カレーライスセット」を注文しました。

料理の到着を待っている間に店内を探索。
「あれはうちにもあった!これも懐かしい!」と、思わず童心に帰ってしまいました。
これらの多くは、オーナーがリサイクルショップなどで買い集めた「ジャンク品」を、コツコツとレストア・修理をしたものだそうです。
「あれはうちにもあった!これも懐かしい!」と、思わず童心に帰ってしまいました。
これらの多くは、オーナーがリサイクルショップなどで買い集めた「ジャンク品」を、コツコツとレストア・修理をしたものだそうです。

カレーライスセット 1,200円
昭和時代へのトリップからいい香りで我に帰ると、テーブルにカレーセットが運ばれていました。
大きめにカットされた野菜がゴロゴロ入っていて、とてもおいしそう…。
大きめにカットされた野菜がゴロゴロ入っていて、とてもおいしそう…。

カレーのほうは、家庭的な見た目から想像していたよりもややスパイシーな味わい。
ただ辛すぎるということはなく、添えられたらっきょうや福神漬けとの相性抜群でどんどんいただけちゃいます。
ただ辛すぎるということはなく、添えられたらっきょうや福神漬けとの相性抜群でどんどんいただけちゃいます。

これにコーヒーとデザートのヨーグルトが付いてこの価格は、かなりお手頃なのではないでしょうか。

さわやかな酸味のヨーグルトと、優しい甘さのアップルジャムとの組み合わせが絶妙で、スパイシーなカレーが良い意味でリセットされます。

ちなみに、夏場は純氷を使ったかき氷も大人気。
このかき氷機も、北陸の地震で被災し使えなくなっていたものを、復興支援の気持ちを込めオーナーが自ら分解・修理し、使えるようにしたのだそうです。
このかき氷機も、北陸の地震で被災し使えなくなっていたものを、復興支援の気持ちを込めオーナーが自ら分解・修理し、使えるようにしたのだそうです。

壺焼きイモ 400円
かき氷がシーズンオフとなる11月からは、ごらんの大きな壺でじっくり丁寧に焼き上げられた「壺焼きイモ」が今年も登場します。
焼き芋の味にはめっぽううるさい近隣の奥様方にも、「この味は出せない」と大好評を得ている人気メニューです。
焼き芋の味にはめっぽううるさい近隣の奥様方にも、「この味は出せない」と大好評を得ている人気メニューです。

なお、添田町旧車カフェの営業は基本的に毎週日曜日と祝日のみ。
オーナーのご都合により臨時休業することもあるので、来店の際は事前にインスタでの告知を要チェックです。
オーナーのご都合により臨時休業することもあるので、来店の際は事前にインスタでの告知を要チェックです。

古いものに命を吹き込むオーナーの温かい想いと、懐かしい雰囲気に包まれた「添田町旧車Café」。
趣味仲間との語らいはもちろん、童心に帰りたい休日にもぴったりの特別な隠れ家へ、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
趣味仲間との語らいはもちろん、童心に帰りたい休日にもぴったりの特別な隠れ家へ、皆さんもぜひ足を運んでみてください。
Shop Information
添田町旧車Café
〒824-0601 福岡県田川郡添田町庄2470-4
TEL.080-6465-7207
営業時間/日曜・祝日のみ 9:00~17:00
定休日/平日
駐車場/あり
Instagram/@momichancafe
掲載内容は記事作成時の情報となります。
添田町旧車Café
〒824-0601 福岡県田川郡添田町庄2470-4
TEL.080-6465-7207
営業時間/日曜・祝日のみ 9:00~17:00
定休日/平日
駐車場/あり
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