初めての方はラーメン屋とはまず気づかないかも。直方の上新入の田園風景の中に突如、オシャレなカフェ風建物が見えてきます。ウワサを聞いて気になっていたラーメン店に行けるとワクワクです。
玄関の横に「温」の文字が静かに佇んでいました。ラーメン店の前は飯塚市で居酒屋を13年間も経営されていたそうです。この看板はその時からのもので、直方市にラーメン店としてオープンしてからは8年目となるそうです。
店内に入ってもまだラーメンの雰囲気はしません。どうみてもおしゃれカフェです。それもそのはず、温はラーメンはもちろん、奥さまが作る手作りスイーツも目玉商品なんです。ラーメンの後にもお楽しみがあるなんてしあわせすぎます。
個室スペースもありました。ラーメンを食べた後もカフェメニューで会話も弾みそう。
一番人気の魚介をはじめ、とんこつラーメン、つけ麺など、メニューも豊富です。
どれにしようか迷いましたが、店主イチオシの魚介ラーメンを頂くことにしました。
魚介ラーメン 780円
完璧なお姿のラーメンが運ばれてきました。真っ白な器に濃いめのスープが映えます。薬味は青ネギはもちろん、ラーメンには珍しい玉ねぎもたっぷりのせられています。
まずはスープをいただいてみましょう。魚介の出汁の風味が爽やかです。
オリジナリティあふれる魚介ととんこつのWスープがとてもおいしいかったです。色は濃いのですがドロッとした感じではなく、スーッと喉を通る感じです。ほぼ飲み干してしまいました。
さてチャーシューはどんな味でしょう?表面を炙ってあるので香ばしく、柔らかくてしっかり味のついたチャーシューでした。店主は調味料、材料に非常にこだわった方で無添加醤油や天日塩、岩塩などを使用しています。ひとつひとつのトッピングにこだわりを感じました。
麺は自家製麺。魚介ラーメンはストレートのカタ麺です。
10種類以上の魚介節を入れたスープとの絡みが良く、ススッと食べやすいです。
同行者はまぜ麺を注文。こちらも黄身が艶々と美しい盛り付けです。たっぷりのそぼろにニンニクチップ、玉ねぎ、青ネギ、白ネギの3種の薬味が味を彩ります。魚介ラーメンに玉ねぎが入っていて、「えっ?」と思いましたが、シャキシャキ感がとても合うんですね。
こちらは太目のもっちり麺です。混ぜ混ぜして豪快にいただきました。少しだけピリ辛な肉味噌が胃袋を満たしていき大満足でした。
ちょうど製麺をしていますよと言われ、製麺室にお邪魔しました。ラーメンを店内で製麺しているところは初めて見ました。新鮮な麺を安心して食べられますね。
店主の杉本さんです。営業が終わった後にこうやって製麺されるんですね。すべての工程や素材にオリジナリティがあり、自分の納得のいく味を追求されている研究熱心な杉本さんです。
真剣な表情で作業が続きます。
さてお待ちかねのスイーツタイムです。今日は色んな種類のカヌレを出していただきました。「あーでもない、こーでもないと主人の意見を聞きながら、何回もやり直すんですよ。」と笑われていました。
プレーン、チョコ、ブルーベリー、ブリュレなど色んな種類のカヌレに思わず頬がゆ
るみます。
カヌレ(プレーン)250円
ボリューミーで食べ応えがありました。外側はカリっと中はふっくらでカヌレ独特の食感を楽しめます。プレーンは250円でコスパも抜群です。
カヌレのほかにもチーズケーキやシフォンケーキもおいしそうです。ラーメンはご主人がスイーツは奥さまが担当されていますが、おふたりが声を揃えて納得のいかないものは絶対に出したくないと、言われたのが印象的でした。
杉本さんと娘さんです。
娘さんから「なんで温(あたか)って言うか知ってる?」と尋ねられました。
「みんながあったかい気持ちになるような店にしたいんだって。」う~ん、納得。奥さまは残念ながら写真はNGでしたが始終、笑いが絶えず、あたたかい雰囲気のお店でほっこり気分になれました。
ラーメンもカフェも花丸の温へGO!!
Shop Information
ラーメンカフェ 温
所在地 〒822-0033 福岡県直方市上新入2035-15
電話番号 09493-6-3395
営業時間 11:00〜15:00
定休日 木曜日
駐車場 あり
インスタグラム @ramens_labo_ataka
ラーメンカフェ 温
所在地 〒822-0033 福岡県直方市上新入2035-15
電話番号 09493-6-3395
営業時間 11:00〜15:00
定休日 木曜日
駐車場 あり
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