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【直方】料亭のような雰囲気の中でいただく名物ごぼう天。うどんそば処三升庵のごぼう天うどん



今回は直方の名店の一つに数えられる三升庵に行ってきました。
場所は、県道22号線の羽高交差点を遠賀川方面に向かうと左手にあります。駐車場は、お店の正面のほか、左手奥にもたっぷりあります。
古民家づくりの建物と真っ白な暖簾にそこはかとない格式を感じます。
 



暖簾をくぐると、木造りのテーブルとカウンターがあります。こちらは少人数で利用しやすいお席です。
 



右奥に進むと、シックなテーブル席がならんでいます。高級感があり、贅沢な気分です。小上がりもあるので、小さなお子様連れの方も気軽に利用できます。また、通路が広々としているため、車いすのお客様も安心して入店できます。
席数は全部で70席近くありますが、ランチ時は待ちができるほど賑わうそうなので、その人気ぶりが伺えますね。
 



こちらがメニューです。お店の方に伺うと、ごぼう天うどん(650円)が人気と教えていただいたので、そちらを注文。そして、うどん・そばを注文するとミニ丼も頼めるそうなので、珍しいメニューのしらす丼(550円)を注文してみました(※ミニ丼のみの注文はできません)。
スマホから注文できるシステムになっていましたが、もちろん、呼び出しボタンで店員さんに直接オーダーをすることもできます。
 

ごぼう天うどん 650円・ミニしらす丼 550円



大胆かつ繊細な盛り付けに、思わず「わあっ」という感嘆の声がでます。
見た目のインパクトに驚きます!
 



このような形のごぼう天を見たのは初めて!
細く切ったごぼうを輪のようにして揚げてあり、創業当時からの名物だそうです。
 



大きさは手のひらほどのサイズで、たっぷりのごぼうが使われています。
まずはごぼう天だけを味わってみました。厚すぎず薄すぎずの絶妙な衣で、カラリと揚げられています。浸った部分は出汁と溶け合って、これまた美味しいです。
ごぼうの食感と香りを楽しみながらいただきました。
 



麺は自家製麺で、お店の方が毎朝手作りしているそうです。太さは中細で柔らかめですが、ほどよいコシがあります。出汁によくからんで、のど越しもよいです。
 



出汁は、四種の素材を合わせてつくられているそうで、とても上品な味です。程よい甘味が美味しくて、どんどん飲んでしまいました。
三升庵の一番人気メニュー、ごぼう天うどんをまだ食べてないという方はぜひ一度食べてみてください。
 



続いて、ミニしらす丼です。
ご飯の上に、たっぷりのしらすと、ゴマや大葉、海苔といった薬味、そしてうずらの卵と紀州梅という贅沢なトッピングです。盛り付けが美しくてちょっと見とれてしまいました。
ほかに、お漬物と出汁醤油もついています。
 



しらすの塩味がしっかりきいていて、薬味としらすだけでもとても美味しいです。
更に、やさしい味の紀州梅はしらすとよく合い、さわやかな風味に。最後にうずらの卵をほぐし、出汁醤油をかけると、また違ったまろやかな味わいになります。
これは本当にリピートしたくなる一品です!
 

とり天 1個90円



人気のトッピングを伺うと、とり天とのことだったので、そちらも注文してみました。このふわふわの衣、とても軽くてサクサクの食感です!そして驚くくらい柔らかな鶏肉、めちゃくちゃ美味しかったです。

現在の店主は二代目で、以前は日本料理の板前をされていたそうです。どことなくお料理に品を感じるのは、技が光っているからかもしれませんね。
店内はジャズ系の音楽が静かに流れていて、カジュアルからちょっとしたおもてなしにも利用できる素敵なお店です。夜にしかない一品料理もあるそうなので、次は夜の雰囲気を楽しみに訪れたいと思います。
 



Shop Information
うどん・そば処 三升庵
〒822-0007 福岡県直方市下境2577-1
0949-28-3088
11:00〜16:00
17:00〜20:30
火曜日・第4水曜日
あり
三升庵
@udon.soba.sansyouan

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

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takako

takako

WINGライター

遠賀郡出身。 趣味は、畑、読書、山歩き。また梅干しや干し柿、味噌など季節の手仕事も楽しんでいます。取材はいつも驚きと感動の連続!お店や店主の魅力を紹介して、ファンづくりのお手伝いができたら嬉しいです。

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