田川郡添田町の閑静な住宅街にある「天麩羅割烹味舌」。
今年5月にOPENしたばかりの隠れ家的な和食屋さんですが、口コミで美味しいと評判を聞きさっそく行ってみました!
大阪で長年和食店をされていた田中さんが、5年前に添田町に移住。
しばらくは休養されていましたが、自然豊かなこの地でまた和食店をしたいと思いOPENにいたったのだそう。
住宅をリノベーションした店内は、家庭的でゆっくりできそうな落ち着いた雰囲気。
カウンター7席、4人掛けのテーブル席が2つ、この他に個室が1部屋あります。
お昼のメニューがこちら。
お手軽な1,000円~幅広く選べるのは嬉しいですね♪
今回はお店のおすすめで「味舌御膳」をいただくことにしました。
★料金は年明けより変更になりますので、ご注意ください。
味舌御膳 1,500円(★1月からは1,900円)
まずは見た目も美しい、先付け、造里、吸物が提供されました。
(先付けとはコース料理の一番最初に出す料理のこと)
器も上品で素敵な物ばかり!
先付けは菊花かぶ、揚げた小エビにからすみをまぶした物、卵焼きでしたがどれも細かい気配りがされていて美味しいです。
特にこの卵焼きには、ブリの卵が入っていて不思議な食感と味でした。
造里はブリとイカのお刺身。
今が旬のブリは脂がのってまったりとした味わい、イカはコリっとした歯ごたえでした。
吸物にはすりおろした人参が入っていてほんのり甘みがありほっとする味わいです。
かぶをめくると、可愛いもみじの形をしたお麩がのった海老しんじょうが現れます。
海老しんじょうは驚くほどふわっふわで美味しい!
まさに目と舌両方で楽しめるお料理で素敵です♪
大将にお話を伺いながらお料理をいただいていますが、それぞれのお料理に遊び心のような余裕が感じられ、長年の経験からくるものなんだろうなぁと感心させられます。
茶碗蒸しを食べようとした時にも「ちょっとした隠し味をしてある」と言われ、何だろう?と実食。
具は人参、かつお菜、赤こんにゃく、白身魚など具だくさんです。
食べ進めていくと、お餅にしては鮮やかな白い物が…
なんと、クリームチーズでした!!!
意外な組み合わせなのはもちろん、食べるとめちゃくちゃ相性が良くて、とにかくびっくり!!
茶碗蒸しだけど洋食のようです♥
メインの天ぷら一の皿が揚がりました♪
海老2尾とかぼちゃ・さつまいも・ズッキーニの野菜3種。
天ぷらは天つゆの他に、3種類の塩で楽しむことができます。
左から、モンゴル産の塩、抹茶塩、山椒塩。
抹茶塩は天ぷら屋さんでよく見かけますが、山椒塩はめずらしいですよね。
抹茶塩はさっぱり食べたい人に、山椒塩は香りを楽しみたい人におすすめだそう。
特にモンゴルの塩はミネラルが豊富でおすすめとのことで最初にいただきました。
ほんのり甘みがあり、天ぷらの香ばしさを引き立ててくれます。
海老もぷりっとした食感で美味しい♪
ズッキーニの天ぷらは初めていただきましたが、サクサクの衣と果肉のジューシーさがとても相性良かったです♪
続いて、天ぷら二の皿が揚がりました!
海老1尾、舞茸・ブロッコリー・かぼちゃの野菜3種です。
こちらも珍しい、ブロッコリーの天ぷらを抹茶塩でいただきました。
カラっと揚がるようにあえて衣を半分しかつけてないんだそう。
とても香ばしくてサクッとした食感も良かったです♪
舞茸も同じく衣が半分くらいで、とてもサクッとした食感が良かったです。
食材によって衣のつけ方や揚げ方を変え、それぞれの美味しさを引き出す…本当に職人のお仕事です!
最後は、大将手作りのスイーツまでいただけます♪
白ワインのジュレがたっぷりのったお芋のスイーツで、最後の締めくくりにぴったりでした♥
大将の田中さん
お料理のことはもちろん、大阪時代のお話をたくさん聞かせてくださった気さくな大将。
温和な話し方と人柄に、またぜひ来たいなと思いました。
みなさんも職人がつくるこだわりの絶品お料理を一度ご賞味ください。
Shop Information
天麩羅割烹 味舌
〒824-0602 福岡県田川郡添田町添田2434-3
090-8195-2339
要予約
11:30〜14:30(入店 13:30まで)
17:30〜21:00(入店 19:00まで)
水・木曜日
あり
天麩羅割烹 味舌
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