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【嘉麻】レトロな雰囲気。トンチャン横丁の七輪焼肉



今回は、レトロな空間でブランド牛をそのまま焼いて食べられる、とっておきのお店をご紹介いたします。
昭和情緒あふれる嘉麻市の一角に佇む、「トンチャン横丁」。どこか懐かしい字体の大きな看板が目印です。
 



こちらはブランド牛として有名な「赤崎牛」を取り扱う直売所になります。直売所で食べる七輪焼肉とは、一体どのような形なのでしょうか。
 



入口を入ってまず目に飛び込んできたのは、レトロな空間に並べられた、焼肉のテーブルと長椅子。焼肉の予約が入ると、こうしてセッティングをするのだとか。なんだかキャンプ場のようでワクワクします。
 

趣のある木造屋根



この場所は、もともと80年ほど前から栄えてきた旧市場。その場所を、赤崎牛を育てる赤崎夫婦自ら改装し、8年前に念願の直売所としてオープンさせたのです。
 



入口付近には、お洒落な観葉植物が並べられていました。昭和レトロの空間ともいい感じにマッチしていました。
 



奥を探検すると、炭鉱全盛期時代の名残りでしょうか。当時の旧市場の面影が残っていました。時代を感じさせられて、非常に興味深い店内です。
 



さて、本題にいきましょう。直売所の肉をその場で焼くことができるという、何とも珍しい焼肉を体験してみます。
まず大事なのは事前予約が必須という点です。予約者は、受付所でお皿や箸、たれセットなどを受け取ります。
 

七輪レンタル料 500円



そのまま手作りテーブルに向かいます。七輪レンタル料として500円を支払うだけで、これだけの備品がついてきます。七輪の炭火おこしは、お店の方が事前にやってくれますので安心です。
 



ショーケースに赤崎牛が並んでいます。食べたい分だけ、この中から選んで注文するのが、ここの焼肉のスタイルです。
例えば、「カルビ2切れ」「牛すじ5g」といった具合です。
 

飲み物は冷蔵庫から各自で取る



筆者が個人的にありがたいと思った点が、飲み物も充実している点です。アルコール飲料、ソフトドリンク、そしてノンアルコール飲料の種類も充実していました。これはドライバーも嬉しいですね。
 

焼き野菜(300円)もある



赤崎夫婦の息子さんお二人がお手伝いで入っており、テーブルまでお肉を持ってきていただきました。家族全員で支え合いながら経営しているそうです。素敵なお店ですね。
 

カルビ(850円/100g)写真は2切・リブロース(870円/100g)写真は2切



こちらはカルビとリブロースです。肉のサシがきれいに入っており、とても美味しそうですよね。一切れが大きく分厚いので、食べ応え十分でしょう。
 

切り落とし(439円/100g)写真は少量オーダー・牛すじ(200円/100g)写真は少量オーダー



切り落としと牛すじです。牛すじは今回は少量にしてみました。自分で量を調整できるので、ありがたいです。
 

ロースステーキ(1000円/1パック)



こちらはロースステーキです。ひとパックまるごとでの購入となりますが、食べやすい大きさに切って提供してくださいました。焼く前から美味しそうです。
 

赤身(650円/100g)写真は2切・サイコロステーキ(650円/100g)写真は2切



赤身とサイコロステーキです。赤身はお客さんに人気との事でした。今回は2切れずつの購入としました。
 



最後にホルモン。とてもつやつやで綺麗ですね。ホルモン好きの筆者にはたまらない大きなホルモンでした。
 



たれセットの中身もご紹介しましょう。生わさびにコチュジャン、生にんにく、特製タレといった嬉しいラインナップです。これだけ揃っていれば、味を変えてそれぞれ楽しむことができますね。
 



網の上で焼いていきます。火力もいい感じです。「おいしい赤崎牛をその場で味わってもらいたい」との赤崎夫婦の願いもあって、珍しい直売所セルフ焼肉を始めたとのことです。確かに、さきほど購入したばかりの新鮮なお肉を、こうしてすぐに焼いて食べることができるなんて、贅沢で幸せなシステムだと感じました。
 



いい感じに火が通りました。たれにつけてパクリ。写真はロースステーキです。脂身が口の中でとろけて最高です。
 



わさびや塩、コチュジャンとも相性抜群で勿論美味しかったのですが、筆者が特におすすめしたいのは、こちらの大根おろしがたっぷり入った特製タレでした。
 



赤崎牛のとろけるお肉に、さっぱりとした大根おろしタレをたっぷり絡ませて食べる味は絶品でした。皆さんもぜひ、いろいろな組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
 

有名人も訪れる名店、皆さまもご堪能あれ



今回は二人前ほどの量を注文して、合計金額は4500円ほど。ブランド牛をこれだけお得に食べられるのは、直売所ならではですね。キャンプのような空間も非常に楽しかったです。今回、快く取材に応じていただいた赤崎家のご家族の皆さまの熱意と温かさを感じることができました。コロナ禍でお客様も減ってしまったといいます。レトロな空間で食べる焼肉を是非皆さまもご体験くださいね。
 



Shop Information
トンチャン横丁
〒821-0012 福岡県嘉麻市上山田1432-1
090-9795-4562
焼肉(要予約)
金・土曜日 18:00〜22:00
肉直売所
11:00〜17:00
木曜日 11:00〜16:00
日曜日・その他不定休
なし

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

 

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