筑豊情報マガジン ウイング

NEW

カテゴリー別 最新記事

TAG LIST

タグ一覧

見る

【田川】6月限りの花景色 春日神社のアジサイ手水



今回は、梅雨のイヤな気分を爽やかに変えてくれるスポットをご紹介いたします。ご紹介するのは、田川に鎮座する春日神社。
775年に奈良の春日大社から御分霊ごぶんれい勧請かんじょうし祀られた弓削田春日大明神は、地元では弓矢の神様として古くから親しまれてきました。現在では、四季折々の草花で参拝者を楽しませてくれます。6月はアジサイ手水でお出迎えしてくれるとのことで、さっそくお参りにいってきました。
 



神社の裏側をまわると、駐車場が見えてきます。
20台ほど停められる為、車でもスムーズに参拝ができます。
 



正面から階段を上っていきます。三つ目の鳥居をくぐると、右手に手水が現れました。
 



春日神社では月初めに花手水を楽しむ事ができますが、なんと6月は特別に1ヶ月間アジサイ手水を見ることができます。
鮮やかなアジサイと、猫とアヒルの置物がお出迎えしてくれました。宮司の奥様曰く、花手水は6、7年前から、参拝者に楽しんでもらいたいという思いではじめたそうです。
 

本殿賽銭箱前



手水舎以外でも春日神社の境内の至る所に花々が並べられています。
社務所周辺はもちろん、本殿正面の賽銭箱奥でも参拝者を楽しませてくれます。
 

神鹿像の前にも鮮やかな花々が並ぶ



その範囲は広く、取材中も奥様がずっと手入れしているのが印象的でした。奥様の趣味も相まって、年々花を増やしていっているそうです。年々進化していく境内をみていくのも楽しいですね。
アジサイは2、30種類あるとのことで、その他にも菖蒲や、種類豊富な花々が並んでいて、草花観賞が楽しかったです。
 



奥様に案内された本殿裏手にもアジサイが並んでいました。
それはまるで映画『千と千尋の神隠し』の一場面のよう。このエリアは日陰になっており、暑い時期はおすすめです。
 



「こちらは春が綺麗なエリアなの」と奥様に案内されたのは本殿左手の奥。そこには桜の木や藤棚がありました。
これは春の季節も楽しめそうですね。
 



社務所横には御神木の楠があります。樹齢は記録がないとのことですが、太い幹からは歴史を感じ、威厳が漂っていました。
 



ここで嬉しい出来事が。
「珍しいアオバズクがいるよ!」
奥様が楠を指して教えてくれました。なんと取材中、アオバズクが飛んできたのです。
奥様曰く、例年やってきて、ここで巣を作って子育てをするそうです。しかし、今年はなかなか見られないレアとのことで、「ラッキーだね」と二人で喜びました。どうやら神様からのご褒美をいただけたようです。
 

1ページ限定御朱印(500円)



さて、春日神社の御朱印もご紹介いたします。
御朱印の対応時間は9:30〜12:00と13:00〜16:00です。通常の御朱印は500円で授与していました。
今回ご紹介するのは、6月限定御朱印です。1ページの大きさ(500円)と見開きページの大きさ(1,000円)の2種類あります。
 

見開き限定御朱印(1,000円)



どちらも春日神社の神鹿の印鑑に鮮やかなアジサイ印鑑が魅力的ですね。花の印鑑は禰宜さんが彫っているとのことで、驚きました。是非ともお会いしたかったですが、この日は禰宜さんが不在でした。
それにしても最近は御朱印のデザインを凝る神社も増えてきていますよね。こちらの神社は毎月限定御朱印のデザインが変わるそうです。他にも誕生日御朱印や、父の日御朱印など、工夫を凝らした御朱印が盛りだくさんで集めがいがありますね。
 

アジサイ鈴守り(800円)



続いては御守りです。
様々な種類がありましたが、中でも目を引いたのがこのアジサイ鈴守り(800円)。綺麗な緑と青のアジサイ柄に鈴の音が心地の良い御守りでした。
こちらは6月限定ではないとのことで、基本的には年中授与しているそうです。
 

水みくじ(200円)



最後にもうひとつ、皆さまにご紹介したいものがこちら。
水につけて文字を読む、水みくじ(200円)です。筆者も念をこめておみくじを引いてみました。
 



こちらは一見白紙のおみくじですが、なんと手水に浸すと文字が浮かび上がってきます。
 



水に触れた部分から徐々に文字が浮かび上がってきます。じわじわとおみくじの結果が分かるのは水みくじならではですね。
 



結果は吉!ありがたいお言葉をいただきました。
 



お気に入りのおみくじは結ばずに手に持っていても大丈夫なのですが、今回は神様とのご縁を結びたいので、結んで帰りました。
 



今回初めて春日神社にお参りしましたが、花が並んでいたり、アオバズクに出会えたりと、自然に癒されました。
この時期ならではの景色をお伝えいたしましたが、春日神社の魅力はまだまだあることでしょう。
筆者が気になったのは、無形民俗文化財に指定された岩戸神楽です。5月には4年ぶりの神幸祭が行われ、神楽が披露されました。是非見たかったと思ったところ、次の奉納神楽は7月29日の夏越の大祓だそうで、気になる方は大祓にお越しになってはいかがでしょうか。
春日神社の澄んだパワーを皆様で是非体験してみてくださいね。
 


Shop Information
春日神社
〒826-0027 福岡県田川市宮尾町6-13
0947-42-1139
9:00〜17:00
あり

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

 

Latest update

RELATED

関連記事

PAGE TOP

筑豊情報マガジンWINGの
おすすめ記事がLINEに届く!

LINEアカウントを友だち追加