ずっと気になっていた田川のソウルフード「もやしそば 己城」に行ってきました。
戦前より田川後藤寺駅前で営業されていた“フッコー(復興)食堂”直伝のもやしそばです。
店主の己城さんは子どもの頃から、フッコー食堂の安くてお腹いっぱいになるもやしそばが大好きだったそうです。そのフッコー食堂のご主人が高齢だったこともあり後継ぎもなくお店を閉店することに…。
その惜しまれる味を受け継いだのが己城さん。最初は後藤寺商店街で営業されていましたがこのビルに移転して今年で16年になるそうです。
店内は思ったより広くて小上がり席、テーブル席、カウンター席があります。
何だか気になる外国製らしきコーヒーマシンもありましたよ!
奥:もやしそば(380円)
手前:ダブルもやし(680円)
この日は編集スタッフ二人で行ったので、私は普通サイズのもやしそば(380円)を。
相方はダブルもやし(630円)を注文。
まず驚いたのはあの焼きそば色?ではないことです。醤油ベースだからだそうですよ。
そばに入っている具材はメインのもやし、豚肉、玉ねぎのみです。豚肉や野菜の旨みがコシのある麺に絡んでてめちゃくちゃ美味しい!!豚肉は細かくカットされているので子どもさんやご年配の方も食べやすい!
あっさりしているせいか、ペロッと食べられます。私もダブルにしておけば良かった~とちょっぴり後悔…。
特にもやしにこだわりがあるそうで、こちらではブラックマッペ(黒まめもやし)を使用。
細めだけどシャキシャキした食感、特有の豆の甘みがあり日本では古くから親しまれてきたようです。
緑豆もやしに比べると少々高いようですが、もやしそばにはこのもやしが欠かせないそうです。一人前に結構な量のもやしが使われていました。
テーブルに塩コショウ、ウスターソース、一味唐辛子が置かれているので自分の好きな味にカスタマイズ。気分によって味変できるのも楽しみのひとつですね。
かしわおにぎりも人気だそうで注文したところ、本日は売り切れとのこと。
次回は絶対食べたい!!
名物のもやしそばはなんと380円!ダブルが630円。そしてトリプルが880円。良心的過ぎます。
ちなみにやきそばのメニューもありますが、もやしそばの具材にキャベツと人参が入ったものだとか。初めての方はまずはシンプルにもやしそばを食べて欲しいです。
営業時間は15時までですが、お昼ご飯だけでなく小腹が空いた時におやつ感覚でいただくのもおすすめです。
お持ち帰りももちろん可能ですよ。※容器代20円要
お店は己城さんご夫妻で営まれています。明るくて愛想のよい奥さまの接客。顔写真は恥ずかしいから勘弁…とおっしゃるシャイなご主人が腕をふるう美味しいもやしそば。
どんなに時代が移り変わっても、フッコー食堂直伝の愛情こもったもやしそばはこれからもずっと私たちの心とお腹を満たしてくれるはずです。
Shop Information
もやしそば 己城
〒826-0026 福岡県田川市春日町1-25 井手口ビル1F
0947-42-9697
11:00~15:00
日曜日・祝日・第2水曜日・その他不定休
あり
掲載内容は記事作成時の情報となります。
もやしそば 己城
〒826-0026 福岡県田川市春日町1-25 井手口ビル1F
0947-42-9697
11:00~15:00
日曜日・祝日・第2水曜日・その他不定休
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