筑豊情報マガジン ウイング

NEW

カテゴリー別 最新記事

TAG LIST

タグ一覧

食べる

【直方】打ち立てもっちり。讃岐うどん よろず屋のぶっかけうどん



コシが好きな讃岐ファンも納得のうどんが食べられると知り、よろず屋にやってきました。
毎日暑いので冷たいうどんか、暑い時こそ体に染みわたるアツアツのうどんか悩むところですが今回は冷たいぶっかけをいただくことにしました。

直方市の菜の花大橋をイオンの方角へ向かって行くと右手に看板が見えてきます。右折し、道なりに行くと踏切の手前にこの看板があるのですぐわかります。
 



駐車場も広々としています(9台可)。
「うちには暖簾はないんですよ。」と言われていましたが…
 



ジャーン!
オープンと同時にこのようになりました。
これはどう見てものぼり旗。お聞きすると「営業しているかわかるように、何かかけようと思って。あるものは何でも使い倒す精神なんです。」と笑って話されました。
逆に目について効果抜群ですね。
 



店内です。
カウンター席もあり、おひとりさまでも気兼ねなく入れます。
奥には小上がりの4人がけのテーブルも2つあり、ファミリーでも落ち着いて、食事できるようになっています。
 



注文は筑豊では珍しいセルフ方式です。入店したらまず、トレイとお箸を持って、左側のカウンターへ向かってください。
 



【よろず屋だけのうどんマップ】の中から注文します。人気の肉うどん(650円)を筆頭に生じょう油うどん(500円)や、釜玉うどん(580円)、明太釜バターうどん(650円)など種類も豊富です。
小は1玉で、大盛り(+200円)は2玉になります。
今回、私はぶっかけうどん(500円)にしました。はっきり言って安いです。
 



トッピングもこの時に注文して自分なりの一品を作ってください。
出汁多めをご希望の方は+100円でご利用できるそうです。
これには後から気づいて後悔しました。ぶっかけの出汁は辛くなく、飲み干してしまうほどおいしかったのです。次は「出汁多め」にします。
 



うどんが茹で上がる瞬間です。煮えたぎる大きな釜の中で踊りまくるうどん。アッという間に茹で上がりました。
 



うどんを受け取ったら、それを持って揚げものコーナーへ。ここを素通り出来る人は少ないでしょう。
今回は奥さまイチオシのとり天(180円)をいただきました。ほかにもえび天(200円)、ちくわ天(100円)、半熟卵天(100円)、ごぼう天(2本で80円)など、どれもそそられるものばかり。
揚げもち(120円)は注文後に揚げてもらえるそうです。
ここで会計を済ませます。
 



薬味コーナーです。この日は天かす、ネギ、生姜、おろし大根、カボスがありました。
ネギの半分は自家栽培、時には畑で育てた旬のお野菜が並んでお客様に喜んでいただけるそうです。
柑橘系は季節のよって変わります。橙はしばらくお待ちくださいのお知らせが貼ってありました。
 

ぶっかけうどん 500円・とり天 180円・かしわごはん 170円



ぶっかけうどんセットを作りました。食べすぎですか?とり天かなり大きめです。
かしわごはん(170円)もいただきました。ごはん類はほかに、わかめごはん(160円)、白ごはん(150円)があります。
 



薬味はネギとカボスと生姜とおろし大根、最後に天かすも少しだけふり入れました。
気がつけば全部のせ(笑)。
薬味も丁寧に準備されているのがわかりますね。
 



カボスの風味と出汁が絡まって、爽やかな味わいです。讃岐は麺が固く、太いイメージですが、若干細めでガチガチに固くなく、とても食べやすかったです。麺は香川産小麦100%使用の自家製麺、目の前で打ったばかりの麺で,モッチモチの食感を味わえます。粉っぽくなく、小麦粉の風味を感じるおいしいうどんでした。
水は水素水を使ってあり、うどんと出汁の絡みが良くなるそうです。出汁に使っている醤油は直方産。店主がこだわり抜いた一杯なんですね。
九州のやわらか麺ばかり食べている私ですが、地元の好みに寄り添った讃岐うどんで、これだったら通いたいと思わせるしあわせな出会いでした。
 



とり天にもおろし大根をトッピング!
カボスを搾り、しょうゆをかけていただきました。とってもジューシーで、衣はサクサク、さすがおすすめの一品です。
 



かしわ飯はうどんに負けずコシがありました(笑)
おこわとごはんの中間のような食感で、味もしっかり風味があって、とてもおいしかったです。
 



店主イチオシの肉うどんは同行者がいただきました。見るからにおいしそう。
しっかりしたお肉がたくさん入っていて、かなり満足気でした。出汁も辛すぎず、薄すぎず、やさしい味だったそうで、ゴクゴク全部飲み干していましたよ。
 



一緒に頼んだ半熟の天ぷら(100円)です。
割ったとたんに半熟の黄身がとろけ出しました。とにかく天ぷらはカラッと揚がっているのがうれしいです。しょうゆを垂らすか、出汁に絡めて食べてもおいしそうです。
 



たまたま店主の萬屋さん(まさかの本名が店名でした)が麺を打ち始めるというので厨房に入らせてもらいました。
その打つ姿はたくましく、手際が良く、クルクルと魔法のように仕上がっていきます。一回の生地から13玉出来て、それを平日は6回で約80玉、土日はその倍の160玉打つそうです。
腕がたくましすぎて、惚れ惚れします(どこ見てるの?!)。
 



萬屋さんは讃岐の本場香川で修行された後、2019年4月によろず屋をオープンされました。
営業時間は11時~15時と短いですがその4時間に集中して、今後もがんばっていきたいということでした。

取材の間もお客様は後を絶ちません。短期間で人気店に成長されたのですね。
 

店主の萬屋博之さんと奥さま



自分たちも子どもが小さい時に大変だったからと、子どものためのおもちゃや食器なども準備されています。
また車椅子でも入れるようバリアフリーになっています。誰でも気軽に食べに行ける、しかも味は間違いない心地よいお店でした。
出汁が無くなり次第閉店になるので、早めに行かれることをおすすめします。
 


Shop Information
讃岐うどん よろず屋
〒822-0001 福岡県直方市感田2669-1
0949-26-9180
11:00〜15:00
麺・出汁なくなり次第閉店
水曜日
あり
@udon_yorozuya_

掲載内容は記事作成時の情報となります。
 

 

RELATED

関連記事

PAGE TOP

筑豊情報マガジンWINGの
おすすめ記事がLINEに届く!

LINEアカウントを友だち追加