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【飯塚】職人の想いが宿るガラス作品。吹きガラス工房『琥珀』

今回やってきたのは、飯塚市大分にある「吹きガラス工房 琥珀」。
こちらは工房だけでなくギャラリーも併設されており、職人が一つひとつ丁寧に制作した作品を間近で見ることができます。

 

まずは工房の方へ入らせていただきました。
取材日は窯の火を落としていたため稼働はしていませんでしたが、「普段どのような場所で作品が生み出されているのだろう」と気になり、見学させていただくことに♪

 

こちらが工房内の様子です。
吹きガラス工房 琥珀のご主人・斉藤さんが、一つひとつ自ら組み立てた窯が並びます。
作品づくりに欠かせない大切な設備からは、ものづくりへのこだわりと情熱が感じられました。

 

ガラス作品を作るうえで欠かせないのが「廃ビン」。
斉藤さんは沖縄で修行を重ね、琉球ガラスの技術や知識を活かした作品づくりをされています。
こちらは、廃ビンを細かく砕いたものです。
この状態になるまでにも、ビンの仕分けやラベル剥がし、洗浄など多くの工程があるそうで、一つひとつ丁寧な下準備を経て作品へと生まれ変わっていきます。

 

砕いた廃ビンは、こちらの溶解窯へ入れていきます。
窯の温度は約1200度にもなるそうで、高温でじっくりとガラスを溶かしていくとのこと。
取材日の3日ほど前に火を落としていたそうですが、実際に近づいてみると窯にはほんのり熱が残っており、作品づくりの現場ならではの空気感を感じました。

 

溶解窯で溶かしたガラスは、続いてこちらの成形窯へ。
ここでガラスをあぶりながら形を整え、一つひとつ作品へと仕上げていくそうです。

 

そしてこちらが徐冷窯。
成形し焼き上がった作品が、割れたり歪んだりするのを防ぐために、時間をかけてゆっくりと温度を下げていく“徐冷”専用の窯です。
美しいガラス作品を完成させるためには、こうした繊細な工程も欠かせないそうです。

 

溶解窯の火は制作期間中、基本的に落とさないそうで、その間はご飯やお風呂の時間以外、ほとんどの時間を工房で過ごしているとのこと。工房に寝泊まりしながら火加減を見守ることもあるそうで、作品づくりに対する強いこだわりと真摯な姿勢が伝わってきました。

 

こうして制作された作品は、隣に併設されたギャラリーで販売されています。

 

ギャラリーに入ると、斉藤さんが制作した作品がずらり。
お皿やグラス、花瓶など、日常を彩るさまざまなガラス作品が並んでいます。
作品は着色を行わず、100%廃ビンを使用した再生ガラスで制作されており、ガラス本来の色味や風合いを楽しめるのも魅力です。

 

白泡ふちどりロックグラス 3,850円

こちらは「白泡ふちどりロックグラス」。
やわらかな色合いや、ガラスの中に浮かぶ気泡が美しく、ひとつとして同じものがない表情も魅力の作品です。

 

白泡ぐいのみ 3,850円

こちらは「白泡ぐいのみ」。
手にすっと収まるサイズ感で、日本酒を“ぐいっ”と楽しみたくなるような作品です♪

 

再生ガラスを使用し、新たな作品を生み出している斉藤さん。
素材集めからビンの選別、制作、販売まで、すべてお一人で行われています。
一つひとつ丁寧に作られる作品からは、吹きガラスならではの温もりや魅力を感じることができました。
気になる方は、事前にお問い合わせのうえ訪れてみてはいかがでしょうか♪

 


Shop Information
吹きガラス工房 琥珀
〒820-0712 福岡県飯塚市大分1209
TEL.090-3417-2322
営業時間/11:00〜17:00
定休日/不定休
駐車場/あり
Website/吹きガラス工房 琥珀
工房やギャラリーへお伺いする際は、事前のお問い合わせをお願いいたします。

掲載内容は記事作成時の情報となります。

 

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