福岡県内で見ても専門で栽培している農家さんは珍しいという夏の王様「メロン」。
そんな中、4年前から嘉麻市で美味しいメロンづくりに挑む農家さんが。屋号は「ヤマオカサンチ」。
メロンが仕上がるタイミングに合わせて、取材させていただけることになりました。
そんな中、4年前から嘉麻市で美味しいメロンづくりに挑む農家さんが。屋号は「ヤマオカサンチ」。
メロンが仕上がるタイミングに合わせて、取材させていただけることになりました。
6棟のハウスからなるこちらの圃場で、1棟あたり600玉。それを6棟のうち4棟のハウスで栽培、なので1シーズンあたり約2400玉のマスクメロンを収穫されています。
奥さまと、代表の山岡さんが教職時代の頃の教え子、計3人で基本的に管理されているというので驚きです。
メロンハウスの中には収穫を目前にしたメロンの木がびっしり。
ヤマオカサンチでは、質にこだわるため「一木一果」という栽培方法をとっているそう。
一本の木(株)に一玉しか実らせない栽培方法で、すべての養分が一玉に集中して美味しく実るのだとか。
全ての株を摘果していく手間と労力を惜しまない、それだけでもこだわりが伝わってきます。
そんな自慢のメロン、その味のポイントは甘さではないという。
山岡翔平さん
「うちのメロンは甘みではなく旨味で勝負しています。」と話す山岡さん。
程よく食べやすい甘さと爽やかな後味が魅力で、一人で一玉まるまる食べられるとも。
2キロ以上ある、一玉に美味しさがぎゅっと詰まったメロン。
細かく立体的な網目模様が美しく、ずっと見続けていられそう。
また、栽培を始めた当初と比べると一目瞭然の仕上がりで、年々挑み続けている姿勢もうかがえました。
提供:ヤマオカサンチ
切ったメロンのお写真をご提供いただきました。
う~ん美味しそう!暑い夏は瑞々しいメロンが食べたくなりますよね。
夏だけでなく、秋にも収穫されるそうで、秋メロン(10月下旬~)はより味が濃くなるそう。そちらも気になりますね。
ヤマオカサンチのメロンは、飯塚市弁分の直売所にて6月末頃より販売開始!
詳しくは、本記事の一番下に記載していますのでご確認ください。
メロン栽培の傍ら、季節野菜を年間約70種類育てているヤマオカサンチ。
こちらは夏にかけて収穫されるスイートコーンの子ども、ヤングコーンです。
他にもトマト、きゅうり、バジルなど取材時にもさまざまな種類が見られました。
こうしたお野菜も直売所はもちろん、カホテラスや穂波イオンにて販売することもあるのだそう。
何やらクセ強ポップが話題で、大きく売り出されることもあるとのこと。見かけたらついつい手に取ってしまうのも、山岡さんの愛されキャラのようなお人柄が後押ししているのでしょうね。
ヤマオカサンチの「よかメロン」というブランド名には、親しみをもってもらえるように、という他にたくさんの方に“福岡県の”メロンを知ってもらえるようにという想いも込められているそう。
気候の側面からも栽培が難しいという筑豊の地で、最初は失敗もあったといいます。
しかしそれでも挑み続けるのは、学生時代から園芸に触れてきた山岡さんの経験と直感に基づくイメージ、そして純粋にメロンづくりが好きな気持ちがあるからでしょう。
ぜひ筑豊を、そして福岡県を代表するメロン農家さんとして、今後も活躍していただきたいです。
よかアイス(スモール 350円/レギュラー 400円)
さて、ご厚意でいただいたこちら、直売所でしか買うことができないというオリジナリティあるアイスを最後にご紹介。
規格外で廃棄となるメロンをどうにか食べてもらえないかと完成した、その名も「よかアイス」です。
ちなみに、パッケージのシールデザインはデザイナーである妹さんが担当。
桂川町のK’s farm(ケーズファーム)のイラストなども手掛けていて、思わぬ接点にびっくりです。
香料・着色料不使用の身体に優しいアイス。
元々は酪農家だった八女市の手作りアイスクリーム工房「みるく畑くりやま」とのコラボにより実現しました。
濃厚なミルク風味の中にメロンの爽やかな甘みが引き立ち、果肉の存在感も美味しさをプラス。
ぜひ「よかメロン」と一緒に、ヤマオカサンチのフルコースで堪能してみてはいかがでしょうか♪
Shop Information
ヤマオカサンチ
所在地 直売所|〒820-0088 福岡県飯塚市弁分506-1
営業時間 12:00~16:30
定休日 水曜日(正確な営業日時はSNS等を参照)
駐車場 あり
お問い合わせはインスタのDMにて
インスタ @yamaoka.sanchi808
掲載内容は記事作成時の情報となります。