子ども達一人ひとりとしっかり向き合って育てる保育園
2018年に開園した企業主導型保育園「くぬぎ保育園」。
多彩なカリキュラムをはじめ、年中無休の365日開園、隣接する「特別養護老人ホームくぬぎ苑」との看護連携と、手厚いサポートで子ども達の心と身体を健やかに育んでいます。
ここでは、異なる年齢の子どもが一緒に過ごし、また、くぬぎ苑でのお年寄りの方々との交流など、まるで家族のような繋がりが育まれています。
新型コロナによって一変してしまった人と人との繋がりのなか、「くぬぎ保育園が第二の家と思ってもらえるように」と話す、古賀佐代さんにお話を伺いました。
多彩なカリキュラムをはじめ、年中無休の365日開園、隣接する「特別養護老人ホームくぬぎ苑」との看護連携と、手厚いサポートで子ども達の心と身体を健やかに育んでいます。
ここでは、異なる年齢の子どもが一緒に過ごし、また、くぬぎ苑でのお年寄りの方々との交流など、まるで家族のような繋がりが育まれています。
新型コロナによって一変してしまった人と人との繋がりのなか、「くぬぎ保育園が第二の家と思ってもらえるように」と話す、古賀佐代さんにお話を伺いました。
くぬぎ保育園について
くぬぎ保育園は、2018年10月に開園しました。現在11名の園児が通っております。
保育園というと、通常は年長・年中・年少というように、クラスに分かれていることが多いかと思います。ですが、くぬぎ保育園では年齢の違う子ども達が同じフロアで生活をする異年齢保育を行っております。
違う年齢の子ども達が一緒に生活することで、年上の子は下の子のお世話をしたり、年下の子は上の子の行動をお手本にするなど、子ども達同士で良い影響を与え合うと共に豊かな人間性を育んでいます。
大切にしていること
くぬぎ保育園が一番大切にしているのは、子ども達一人ひとりとしっかり向き合うことです。年齢もそうですが、元気いっぱいの子、社交的な子もいれば、恥ずかしがりの子、人見知りな子と、それぞれに個性があります。子ども達一人ひとりの個性をしっかりと大切にしながら、集団生活の大切さも教えていくことを常に試行錯誤しています。
その為に、大事なのが保育士同士による日々の情報共有や意見交換です。その日、その時、何があったか毎日のことを常に共有することで、全ての保育士が子ども達一人ひとりに合わせた接し方をすることができ「自分では分からない」ということがありません。
些細な変化も見逃すことなく、また、その事を保護者の方々にもお伝えすることで安心感をもっていただけますし、くぬぎ保育園の信頼にも繋がっています。
充実したカリキュラムとサポート
くぬぎ保育園には安田式体育遊びや異年齢保育、食育へのこだわりなど多彩な特色がございます。安田式体育遊びは楽しい体操遊びを通じて、運動能力の向上や転倒してもケガが少ない子、人間形成を図ります。
異年齢保育は先程申し上げたように、異なる年齢の子ども達が一緒に生活をすることで、幅広い人間関係におけるコミュニケーション能力を身に付けることができます。
食育では管理栄養士や保育士による食育や、給食の調理風景が子ども達にも見えるようにするなど、食への興味・関心を育んでいます。そして、園ではじゃがいもの種植えから収穫、実食までも行っています。土を起こしての種植え、水やり、雑草取り、収穫、実食と食べ物が出来るまでの過程を体験することによって、食べる喜びと心の成長を学ぶことが出来ます。また、子ども達が転んでケガをしたり、体調が悪くなったりしたときは、お隣のくぬぎ苑に在中している看護師が直ぐに対応し適切な処置を行うなど、看護連携もしっかりとした体制をとっています。
隣接する老人ホームとの交流
お隣の特別養護老人ホーム くぬぎ苑さんとは月に一度ふれあいがあり、他にお餅つきやクリスマスなど季節毎の行事に合わせて、訪問しています。入居されているお年寄りの方々は、いつも笑顔で迎えてくれます。子ども達もお年寄りの方々とのふれあいを楽しみにしていて、孫とおじいちゃん・おばあちゃんの関係のような交流には、子ども達も沢山のことを感じとっていけたらと思っています。
昨年からの新型コロナによってくぬぎ苑への訪問は中断されていましたが、先月から再開することが出来ました。先日はお年寄りの方々を園に招いておたのしみ会を行いました。子ども達も最初は緊張していましたが、しっかりとやり遂げることが出来ました。1年以上ぶりの交流の機会に感動して泣かれている方もいらっしゃいました。この日の為に練習して、思い出に残る素敵な時間を過ごすことができました。
第二の家のように
くぬぎ保育園には、多彩なカリキュラムをはじめ世代を越えた交流など、他にはない特色がございます。その中で芽生えた子ども達の良いところを大切に育て・伸ばしていきたいですね。簡単なことではありませんが、そういう時こそ保育士同士で声を掛け合いながらサポートし、子どもが楽しく安心して過ごせるよう努めています。ここくぬぎ保育園が子ども達にとって我が家で過ごすように安心できる〝第二の家〟のような場所になれたらと思っています。
くぬぎ保育園では2022年4月入園の園児を募集しております。2021年度中や0(生後6ヶ月より)~2歳児も入園可能です。子ども達一人ひとりに向き合う保育で、子どもの個性を育みます。くぬぎ保育園は日曜・祝日に関わらず、365日常に開園し、子ども達の保育を行っております。見学も随時受け付けておりますので、お電話にてお気軽にお尋ねください。
本日はありがとうございました。
text_WING Editorial Department