「皆でハイタッチしたい」喜びを共有できる会社づくり〈株式会社シーアンドイー〉魚住昌彦

昨年5月に起業し、現在41歳になられる直方出身の魚住昌彦さん。博多区でイベント、広告、PRの事業を展開されています。
6月にヒルトン福岡シーホークで行われた「G20 FUKUOKA」の館内装飾等も担当し、今後の活躍が期待されます。今回は、そんな魚住さんに、仕事にかける想いについてお話を伺いました。

私はもともと直方生まれ、直方育ちで、父が地元でイベントの設営や音響に関わる会社を経営していたので、そこで働いていたことが直接のきっかけですね。
それまでは、大学卒業後、商社で3年間営業として勤めていました。そういった経験も現在の仕事に少しずつ活かされています。
父のイベント会社では、企画営業として自分の力が加わることで会社をより大きくしていきたいという想いのもと、15年間務めました。
イベントは何かのビジョンに向かって会社や団体、組織が動いていくときの途中過程として位置づけられることが多いんです。お客様と深く関わっていく中で、そのビジョンに対し、これまでのイベントだけでなく広告やPR全般においてもっと広く貢献していきたいという思いが湧き起こり、新しい挑戦をしたいと昨年の5月に独立をしました。

イベントの企画運営事業でいうと、官公庁の物産品・観光PRやセレモニー、企業の社内イベントなどの企画運営を年間50件ほど手がけています。
イベントを開催するためには、各部門の協力会社の存在が不可欠です。ありがたいことに、私どもは大変信頼のおけるパートナー企業様に恵まれています。そのおかげで多種多様な内容をひとまとめにお受けでき、その結果イベントを成功させお客様に喜んでいただいています。
最近は、広告・PR事業の一環で、アジア市場向けの商品の販売促進事業に力を入れています。現在、中国では健康に関する意識が急速に高まっており、それに伴い日本の健康食品や化粧品など幅広い分野を対象に、海外進出に向けた販売促進の支援をさせていただいています。
商社での営業経験や、現地のトレンドを熟知している貿易会社との連携を強みに、SNSやイベントなどを通して販促を進めていて、中国をはじめ、シンガポールやミャンマーといった市場を視野に入れ、7月には販促を支援している企業様の2商品を香港で販売開始しました。

クライアントの期待値を超えるものを提供する、それが心がけていることですね。
私自身、主催者と参加者などその場にいる全員が一体となって喜びを分かち合うイベントがとても好きで、イベントが持つパワーや効力は絶大だと感じているんです。
だからこそ、クライアントにはそれを確実に提供したいし、細部にこだわることで満足度を最大にまで上げていきたいと思っています。それは、広告やPR業においても同じです。クライアントの目標に向かってともに歩み、成長の喜びを分かち合えることが何よりの幸せでやりがいになっています。

福岡の立地を活かして海外でさらなる展開をしていきたいと考えています。
毎月、中国へ出張しているのですが、行くたびに日本の優れた商品を中国で紹介したいという思いを強くしています。
健康食品や化粧品など幅広い分野を対象に、世界に誇れる魅力ある商品を発掘していき、いずれは共同での商品開発にも携わっていきたいです。
海外進出の機会や方法が分からないといったお客様のサポートする仕事、またはヒット商品の仕掛人のようなイメージですかね。
また、商流（商品の流れ）に関わっていきたいと考えています。
単にPR広告の予算をメーカー様からいただいて運用するだけではなくて、実際に私たちがエンド・ユーザー、小売店・ドラッグストアに商品を紹介して流通させるところまで貿易会社と組んでやるので、商流にからんでいく販売会社のような機能もできればいいなと考えています。
広告・PR事業を通して、お客様たちと一緒に手を携えながら、ともに成長し喜びを分かち合い、最後に皆でハイタッチできるようにこれからも事業を進めていきたいです。

直方のご出身の魚住さん、地元愛が強く、今でも直方にお住まいだそうです。筑豊地区出身の起業家として、今後ますますご活躍されることを期待しています。

Profile
魚住昌彦
1978年4月2日生まれ。直方市出身。福岡県立鞍手高等学校、久留米大学商学部を卒業。商社の営業として3年間務めた後、親族のイベント会社に入社。昨年5月に博多区で会社を立ち上げ、イベントの企画運営・商品・プロモーション事業などを展開。現在、直方在住。

株式会社シーアンドイー
〒812-0021 福岡県福岡市博多区築港本町6-1 福岡印刷会館4F
092-983-8111
株式会社シーアンドイー

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